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ベトナムの伝統的なフィルターでブラックコーヒーを淹れてみた!

ベトナムバイク旅28日目を更新しました!
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皆さん、こんにちは!
今回は、コーヒーフィルターを使って、
コーヒーを淹れてみました!

スーパーに行くと、ずらりと並ぶ
コーヒーのパッケージに圧倒されます。
ベトナムのコーヒー売り場は本当に種類が豊富です。

コーヒーとステンレス製のコーヒーフィルター
セットで購入しました。

ベトナムでは、
フィルター(カフェ・フィン)を使って
じっくりと時間をかけて
コーヒーを抽出するのが一般的です。

ステンレス製は耐久性があり、フィルターを通して
ポタポタと落ちるコーヒーの滴を眺める時間も、
ベトナム式コーヒーの楽しみのひとつです。

お湯でしっかり洗うのがポイントです。
これはコーヒーの温度を保つだけでなく、
金属特有の匂いを取り除く効果もあります。

ステンレスのカフェ・フィンをカップにセットし、
底のプレートをしっかりと固定します。
このプレートがずれると抽出が不均一になり、
コーヒーの味にムラが出ることがあるため、
安定させることが大切です。

大さじ2杯ほどのコーヒー粉を
フィルターに入れ、軽く押し固めます。
次に、少量のお湯を注ぎ、少し蒸らします。
この工程により、コーヒー粉が膨らみ、
香りと旨味がしっかりと引き出されます。

その後、150〜180mlのお湯をゆっくりと注ぎ、
ポタポタと抽出されるのを待ちます。
ゆっくりと均等に注ぐのがポイントです。

水の中を優雅に泳ぐ魚を見つめながら、
コーヒーが一滴ずつ落ちていく様子を楽しみます。
こうした「待つ時間」も贅沢に感じます
コーヒーを淹れることは、ただの作業ではなく、
心を落ち着けるひとときなのだと実感します。

濃厚なブラックコーヒーの出来上がりです!
氷を入れてアイスコーヒーにするのが、
ベトナムでは一般的です。

暑い気候の中で、
冷えたブラックコーヒーを楽しむのは格別です。

さらに、コンデンスミルク(練乳)を加えて
甘く仕上げる「カフェ・スア」も定番
です。

◇陶器製

陶器製のフィルターもあり、
ステンレス製に比べて温度が安定しやすく、
コーヒーの風味をじっくりと引き出せるため、
よりまろやかな味わいになるといわれています。

金属特有の風味が出にくく、
柔らかく優しい口当たりのコーヒーが楽しめます。

◇カフェラテ

この日は、牛乳を鍋で温めて、
「バクシウ(ベトナム風の甘いカフェラテ)を
作ることにしました。

たっぷりのミルクに、
少量の濃いコーヒーを加えるのが特徴です。

仕上げにコンデンスミルクを加えれば、
優しい甘さの一杯が完成します。
ほぼミルクといっても過言ではない、
まろやかでクリーミーな味わいは、
コーヒーが苦手な人でも飲みやすく、
まるでデザートのような贅沢な一杯になります。

◇塩コーヒー

せっかくならと、塩コーヒーも作りました。
塩コーヒーは、ひとつまみの塩を加えることで
コーヒーの甘さとコクが引き立つのが特徴です。

しかし、うっかり塩を入れすぎてしまい、
しょっぱすぎて飲めたものではありませんでした…。
次回は慎重に調整しながら、
ちょうどいい塩加減を見つけたいと思います。

◇注意点

⭐︎カフェインが強い

ベトナムは世界第2位のコーヒー生産国で、
特にロブスタ種の生産量が圧倒的に多いです。

ロブスタ種はアラビカ種に比べて、
カフェイン含有量が約2倍あり、
苦みとコクが強いため、
練乳を加えた甘い飲み方が好まれる傾向があります。

ただし、ブラックで飲む人も意外と多く、
特にカフェ・ダー(アイスブラック)も人気
です。

⭐︎砂糖や練乳が多め

ベトナムでは「甘いのが普通」なので、
注文時に「甘さ控えめ」と伝えるといいでしょう。
自分の好みに合わせたコーヒーを楽しむためにも、
気軽にリクエストしてみるのがおすすめです。

☆お茶

ベトナムのカフェでは、コーヒーと一緒に
ジャスミン茶やハス茶が提供されることがあります。

特に伝統的な喫茶店では、
コーヒーの濃厚な味を楽しんだ後の口直しとして、
香り高いお茶が出てくるのが一般的です。

コーヒーを飲みながらお茶を楽しむスタイルは、
ベトナムならではのカフェ文化の一つです。

⭐︎フィルターの洗浄

ステンレス製フィルターは目詰まりしやすいため、
使用後はしっかりお湯で流しておくことが大切です。
細かいコーヒー粉がフィルターの穴に残ると、
次に使うときの抽出が
スムーズにいかなくなることがあります。

◇劣化

コーヒーの劣化を防ぐには、
以下の4つの要因を避けることが重要です。
また、買ったコーヒー粉は湿気を避けるため、
密閉容器に入れて保存するのが鉄則です。

コーヒーの大敵は「酸素・湿気・光・温度変化」
1. 酸素(酸化) → 空気に触れると風味が落ちる
2. 湿気 → 水分を吸収しやすく、風味が変わる
3. 光(紫外線) → コーヒーオイルが分解される
4. 温度変化 → 高温や急激な温度変化で香りが飛ぶ

◇過酸化脂質

コーヒー豆には、 油分が含まれています。
特に焙煎後のコーヒー豆は酸化しやすく、
保存方法によっては、
過酸化脂質が発生することがあります。

挽いたコーヒーは、
表面積が広く酸化しやすい ので、
飲む直前に挽くのが良いとされています。

一部の人は冷蔵庫で保存することもありますが、
低温環境ではコーヒーの香りが飛びやすく、
他の食品の匂いを吸収しやすいこともあります。
直射日光を避けた冷暗所で保管するのがベストです。

◇ユニークなコーヒー

ベトナムには、日本ではあまり見かけない
個性的なコーヒーがあります。

◇エッグコーヒー
特に北部で親しまれており、
卵黄とコンデンスミルクを泡立てて
コーヒーに浮かべたもので、
まるでティラミスのような
濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。

◇塩コーヒー
塩を加えることで甘みとコクが引き立ちます。
塩気がコーヒーの苦みを和らげ、
まろやかで奥深い味わいに仕上がります。

◇ヨーグルトコーヒー
特に北部で人気があり、
ヨーグルトとブラックコーヒーを
組み合わせたもので、
酸味と苦みのバランスがユニークです。

◇カフェラテ
特に南部でよく飲まれる甘いコーヒーで、
たっぷりのミルクに少量のコーヒーを加える
スタイルで、まろやかな味わいが特徴です。

◇カフェ文化

ベトナムでは、
コーヒーは家で飲むだけでなく、
外で楽しむのが一般的 です。

街のあちこちにカフェがあり、
道端の小さなプラスチック椅子に座って
コーヒーを飲む人々の姿がよく見られます。

特に現地の人たちは、
カフェで将棋を指したり、雑談をしながら
ゆったりと時間を過ごすことが多いです。
カフェは社交の場としての役割を果たしています。

◇まとめ

特にベトナム南部では、
コーヒーは、社交の場の中心でもあります。
道端のオープンカフェや屋台で、
友人や仕事仲間とゆっくり語らうーー
そんな光景が日常に溶け込んでいます。

ベトナムでは、
コーヒーは単なる飲み物ではなく、
人と人をつなぐ生活の一部です。

だからこそ、
じっくりと時間をかけながら味わい、
心から楽しみたい一杯 でした。


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改めまして、
最後まで読んでいただき、
みなさん、本当にありがとうございます!



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