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【日常生活】生春巻きを作ってみた!(マムネムダレ)

ベトナムバイク旅26+27日目を更新しました!
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皆さん、こんにちは!
今回は生春巻きを作りました!

生春巻きの魅力は、ただ美味しいだけでなく、
みんなで巻いて食べる楽しさにもあります。
具材を並べて、自分好みに巻きながら
会話を楽しむ時間は、特別なひとときです!

◇生春巻きとは

ベトナム料理を代表する一品といえば、
生春巻きが挙げられます。

透明なライスペーパーでエビや豚肉、新鮮な野菜、
ビーフンを包んだ、ヘルシーで彩り豊かな料理です。

2011年には、CNNの「世界の美味しい料理50選」
30位にランクインし、
ベトナムを代表するグルメとして注目されました。

◇作っていく!

⭐︎つけダレ

ベトナム料理の定番「生春巻き」は、
具材を巻くだけでなく、
つけだれ(ソース)によって
味のバリエーションが広がるのも魅力
です。

ベトナムでは、
ヌクチャム(甘酸っぱい魚醤ベースのたれ)、
ピーナッツソース(濃厚で甘めのたれ)、
ホイシンソース(中華風の黒い甘味噌だれ)など、
いくつかのつけだれが定番です。

今回は、これまで紹介したタレとは異なる
マムネムをベースにした特製つけだれを作ります。
※エミネムではありません
マムネムは、濃厚で発酵の風味が強く、
独特のコクと深みがあるのが特徴です

特にベトナム中部(ダナンやフエ)の料理で
よく使われ、豚肉や野菜との相性が抜群です


同じ発酵調味料でもマムトムとは異なり、
匂いが比較的穏やかで、
よりマイルドな風味で親しみやすい味わいです。

✅アレンジポイント
・酸味を強めたい → レモン果汁を増やす
・甘めにしたい → 砂糖やリンゴの量を調整
・辛さをプラス → 唐辛子を増やす

◇豚肉

ベトナムで一般的な生春巻きの具材は、
エビ・豚肉・野菜の組み合わせが基本です。
今回はエビがないので、代わりに卵焼きを作ります。
とはいえ、ライスペーパーを使った料理には
決まったレシピがなく、地域や家庭によって
具材の組み合わせは様々です

◇完成!

我が家では、生春巻きに青マンゴーは欠かせません
程よい酸味がアクセントになり、
美味しさがグッと引き立ちます。
青バナナやスターフルーツを入れることもあります。

ライスペーパーに具材を置き、
手前からくるっとひと巻きします。
四角形のライスペーパーなので、
形が整いやすく包みやすいですね。

ゴマ入りライスペーパーは、
普通のライスペーパーより少し硬めで、
しっかりとした食感が特徴です。
そのため、水で戻す際にはコツが必要になります。

これが一般的なライスペーパーです。
タピオカ粉の割合が高いため、とても柔らかく、
先ほどのものとは食感が大きく異なります。
もちもちとしたのが特徴です。

◇生春巻きの種類

エビと豚肉の生春巻きは定番ですが、
それ以外にも豚耳生春巻き、鶏肉生春巻き、
牛肉生春巻き、サーモン生春巻き、
ツナ生春巻きなど、アレンジの種類が豊富で、
どれも食欲をそそりますね。

ベトナムにはベジタリアン向けの料理も多く、
野菜だけを使ったベジタリアン生春巻きもあります。

◇映えたい!

今まではあまり写真を撮ることがなく、
写真映えもあまり気にしていませんでした。

でも、せっかく料理を撮るなら、
「写真映えさせたい!」という気持ちが
芽生えてきますね(笑)

もうすぐたくさんの来客があるので、
飾りつけや映える食器、
写真のアングルも工夫してみたいですね。

◇生春巻きの起源

生春巻きの起源は明確ではありませんが、
現在のスタイルはベトナム南部、
特にサイゴンで発展したと考えられています


今では、全国的に親しまれている
ベトナムを代表する料理のひとつです。
今では世界的にも人気が高まり、
ベトナムの食文化を象徴する存在となっています。

一説では、中国南部の「潤餅(Popiah)」という
小麦粉のクレープのような料理がベトナムに伝わり、
ライスペーパーを使った独自の形に進化したとも言われています。
そのため、「生春巻きサイゴン」と呼ばれることもあります。

旧サイゴンには大規模な華人コミュニティがあり、
17世紀以降、中国南部からの移民が多く移住しました。そのため、
南部では中華系の料理がベトナム風にアレンジされることが多く、
その影響は今でも色濃く残っています。

また、ベトナム南部は温暖な気候で新鮮な野菜やハーブが豊富に育ち、
これらをふんだんに使う食文化が発展しました。
さらに、米の生産が盛んだったことから、
ライスペーパーを使う料理が多く誕生し、
こうした背景のもと生春巻きが特に南部で広まったと考えられます。

◇フルムーン

旧暦1月15日(2025年2月12日)は満月の日で、
ベトナムでは「テト・グエンティウ(節元宵)」
呼ばれる特別な日です。

これは旧正月(テト)期間の最後の重要な祭日とされ、
中国や台湾、シンガポールなどの華僑文化圏では
「元宵節(げんしょうせつ)」として祝われます

⭐︎仏教徒

「一年中仏を拝んでも、1月の満月ほど良くはない」
という諺があるように、
この日の祈りは特に神聖なものとされています。

この日はベトナムの仏教徒にとって神聖な日であり、
多くの人が寺院を訪れ、供え物を捧げ、
お祈りをします。特に、不運を払い、お香を焚き、
お経を唱えて厄除けができると信じられています。

また、ベトナムの民間信仰では、この時期に
「星供養」という厄払いの儀式を行う人もいます。
これは、その年の運勢を左右するとされる
「9つの星」の影響を軽減するためのもので、
道教の星宿信仰の影響を受けつつ、
仏教と融合した民間信仰の一環とされています。

特に、厄年にあたる人は、
旧暦1月中に仏教寺院で供養を行い、
災厄を避けることを願う習慣があります。
旧暦1月15日(元宵節)は、
こうした供養を行う日としても広く知られています。

また、農民にとっても重要な日であり、
新しい作物の季節を迎えるにあたり、
先祖への感謝や豊作祈願の儀式が行われます。

⭐︎風習

華人が多い地域では、灯籠を飾ったり、
白玉団子を食べたりする風習があります。
特にホーチミン市のチョーロン地区やホイアンでは、
獅子舞、街頭パレード、ランタンの放流などが行われ、
華やかで賑やかな雰囲気に包まれます。
ホイアンでは、毎月旧暦15日に
「ランタン祭り」が開催されることでも有名です。

⭐︎神輿巡行

毎年、旧暦1月15日には、
ビンズオン省の天后聖母廟で、
「天后聖母の神輿巡行」が行われます

これはビンズオン省最大級の祭りで、
全国から数万人の参拝者が訪れます。

⭐︎天后聖母(天上聖母)

天后聖母(媽祖)は、航海の守護神であり、
商売繁盛や家庭円満の女神として信仰されています。

媽祖は、中国・宋の時代(10世紀頃)に、
福建省出身の女性「林黙娘(りん もくじょう )」が、
死後に神格化されたとされます。

伝説によると、林黙娘は幼い頃から霊力を持ち、
嵐の中で家族の船を救ったことから、
航海の守護神として崇められるようになりました。

その後、媽祖信仰は中国沿岸部を中心に広まり、
台湾や東南アジア、
世界中の華僑社会でも深く根付いています。

⭐︎北部での祝い方

北部、特にハノイやバクニン省での元宵節は、
甘美な旋律が響く伝統音楽「クアン・ホー」と、
竹馬や綱引きなどの伝統的な遊びを通じて、
厳かでありながら温かみのある中で祝われます。

「クアン・ホー」は、
ユネスコの無形文化遺産に登録されている
ベトナムの伝統的な民謡スタイルで、
男女の掛け合いがあるロマンチックな歌です。

⭐︎善行を積む縁起の良い日

テト(旧正月)から数えて最初の満月は、
特に縁起の良い日とされ、
人々はこの日に善行を積み、
特別な祈りを捧げる習慣があります。

◇数字が揃う

『2月12日 22:22』
こういう数字がピタッと揃っているのを見ると、
なんだかワクワクします。特に「2」が好きで、
イベントの日程も「2」がつく日を選んでしまいます。
例えば、22日なんて、もう「2」だらけ!
まさに「2のオンパレード」ですね。
次の2月22日は絶対忘れないようにしないと…!

◇季節外れの雨

2月といえば、ベトナム南部は乾季ですが、
ここ2〜3日は季節外れの雨が降り、
異常気象を感じます。

昨日の朝4時頃、外はまだ真っ暗でしたが、
大雨と強風に加えて、雷の光が部屋の中まで届き、
振動するような大きな雷鳴に驚きました
カーテンを閉めていて、
目を瞑っていても光を感じるほどの明るさでした。

特に川沿いに住んでいるので、開けた場所が多く、
雷が目立ちやすいのかもしれません。

◇春

ベトナムでは旧正月を迎えると
「春が来た」と表現されますが、本当にその通りです。

旧正月前は、比較的暖かいサイゴンでさえ
夜になると鳥肌が立つほど冷え込んでいましたが、
旧正月が明けると少し暖かくなってきました

旧暦(太陰太陽暦)は、
月の満ち欠けを基準にしながら
季節の流れも考慮して調整されているため、
こうした自然の変化と結びついていますね。

◇まとめ

生春巻きはシンプルながら奥が深く、
ベトナムの食文化を象徴する料理のひとつです

具材の組み合わせやライスペーパーの種類、
つけだれの選び方によって、
さまざまな味わいを楽しめるのが魅力ですね。

ストリートフードとして手軽に楽しめる一方、
高級レストランでは前菜としても提供されるなど、
カジュアルからフォーマルまで、
幅広いシーンで親しまれています。

また、ヘルシーで見た目も美しく、
手軽に作れることから、普段の食卓はもちろん、
おもてなしや特別な日の一品としてもぴったりです。

機会があれば、
本場ベトナムの生春巻きも味わってみてくださいね


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改めまして、
最後まで読んでいただき、
みなさん、本当にありがとうございます!



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