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【ベトナム食材】パンガシウス科ボンラウナマズのソテーを作ってみた

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みなさん、こんにちは!
今回は、ナマズの一種である
パンガシウス科の魚を調理していきます。

日本語でぴったりの名前が見つからなかったので、
ここでは「ボンラウナマズ」と呼びますね


ボンライナマズとは


この魚は、汽水や淡水で育ち、
特にベトナムのメコン川周辺でよく見られます

ベトナムでは、養殖が盛んで、
タイやインドネシアなどの東南アジアにも
たくさん輸出されています。

淡水: 川や湖|塩分濃度は低い
海水: 海|塩分濃度が高い
汽水: 河口|塩分濃度が中間

バサやフーナマズに
見た目が似ていて混同されることもありますが、
ボンラウナマズは身がしっかりとして甘みがあり、
骨が少ないのが特徴です。

そのため、ベトナム料理ではスープ、鍋、
煮込み料理などでよく使われます。

作っていく


今回は伝統的な市場で購入しました。
そこで、内臓をきれいに取り除き、
切り身にしてもらったので、
そのままフライパンで焼いていきます。

いい感じに焼けてきたら、
しっかりひっくり返して両面を丁寧に焼き上げます。

完成


完成です。
これを甘辛のヌックマムでいただきます。
身が取りやすくて、白身なのであっさりしていて、
とても食べやすいです!

パンガシウス科


聞いたところでは、日本の一部スーパーでは
「白身魚/パンガシウス」として
販売されているそうですね。

ただ、日本では「パンガシウス」という名前で
ひとまとめにされがちですが、
実はベトナムではパンガシウス科の魚にも
いくつかの種類があり名前も異なります。

学名①Pangasius catfish, ②Pangasius bocourti, ③Pangasius conchophilus, ④Pangasius krempfi

ナマズの一種であるパンガシウス科の魚です。
左から、チャー、バサ、フー、ボンラウです

見た目がとてもよく似ていますよね。

現地のネットニュースによると、
バサはチャーより価格が高く、
切り身にすると見分けが難しいため、
一部の業者が「すり替え」を行い、
利益を得ることがあります。

今回は、 魚を実際に見てから
ぶつ切りにしてもらったので、
問題がありませんでした。

まとめ


ボンラウナマズについてお話ししました。
普段はベトナムの食材を使っているため、
日本名を見つけるのがとても難しいです。

特に、日本では生息していない魚の場合、
名前がないことが多く、
どう表現すればいいか悩みました。

今回はフライパンでシンプルに焼いただけですが、
白身魚のようにフライやムニエルにすると
とてもおいしいと思います。

また、ベトナム風に楽しむなら、
鍋やスープに入れるのもおすすめです


日本のスーパーでも見かけることがあれば、
見つけたらぜひ試してみてくださいね!


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改めまして、
最後まで読んでいただき、
みなさん、本当にありがとうございます!

<今日のベトナム語コーナー>
チャー: Cá tra
バサ: Cá ba sa
フー: Cá hú
ボンラウ: Cá bông lau
淡水: Nước ngọt
海水: Nước biển
汽水: Nước lợ
切り身にする: Phi lê/ Cắt thành khoanh
区別する: Phân biệt
すり替える: Đánh tráo

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