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瞑想が苦手な理由

最近読んだ「Your Time」
のなかに、答えが書いてありました。

Your Timeってどんな本?

時間感覚のリハビリテーションって感じがしました。
30過ぎてから早いんだよね〜
40過ぎたらもっとだよ!
とか。
70代〜80代の方は、1日が長くてね〜〜〜
って言ったりする。
生きとし生けるもの、全てに時間は共通なのに、この感覚の違いを生むのは何?

時間効率を上げようと、時間術や、タスク処理などをすればするほどに、時間を無駄にし、幸福感が薄れていくという衝撃な内容から始まったのでした。
読み進むにつれて、自分の時間への意識や、取り扱いを今一度見直したくなりました。
いろんなワークがついているので、まずは今の自分を知る。という作業にもなるのでは?と思います。

情報過多な世界が生み出したもの

ネタバレになりますが、
何もかも早過ぎて、多すぎる世界では、些細なことと、重要なことの区別が難しくなる。ということ。

判断ができなくなり、どうでもいいことを重要にする
って結構やってしまっていませんか?
私はやってしまっています。。。

コンテンツの読み込みを待てるのはたった2分

なんということでしょう。自分もそうなんですよね。
リンクを開いて、なかなか開けないと、待てなくてすぐ閉じて、違うのに行ってしまう。。。

そんな私が、何もしないという瞑想を好きになるわけがないのですよ

瞑想って、
ストレスの軽減
生産性アップ
成功者は瞑想してる
とか言われて、欲にまみれて、瞑想をすることがあっても、
続かないわけです・・・・

効率の良さを追求した結果、幸福感を失う私たち

とこの本には書いてあって、なるほど!でした。
時間の主人になるはずが、時間の奴隷となったまま生きているなんて、楽しいはずがないですから。

幸福感を取り戻すために必要なのは、曖昧を放置する力

実は日本人には、得意分野なんじゃないかな?って思ったのが曖昧さ。

本来、日本人って曖昧なことや状況を受け入れて楽しんできた民族なんじゃないかな?と思うのですよね。
それは以前、白駒妃登美さんの講演会で教えていただいたこんな話です。
同じ青でも
こんなにある(一部抜粋しました)

納戸色でも、鉄と藤がある、時間と共に変化する光の入り方でこんな呼び方をして、曖昧な色を豊かに表現しているのですから。
こう言ったことが、日本人の素晴らしさだと思います。

豊かさを取り戻すには退屈が必要

この例に挙げた色も、同じ場所をじっと見ていなかったら色の変化に気づかなかったはずです。
暇、だったんでしょうね〜
その暇が、こんなに色彩豊かな表現と色を生み出すのですから。
何もしない時間をもつことは、どれだけ自分の感受性を豊かにしていくのだろう

つまんな〜〜〜いことに挑戦してみる

私は、素晴らしいことが起きるよ!と思って瞑想するやり方がどうも自分にしっくりこなくて、
つまらないことに挑戦するぞ!

ってなると、やってみたくなる。

5分も続かないよ〜〜〜ということを朝にしてみる。

退屈だ。と思うことに自分の身を慣らしてみる。

どっから始めても、欲は見え隠れするけれど。
チャレンジしてみる価値はありそうです

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