ブリティッシュ・ティータイム
パリに続いてロンドン・・と思ったけど
イギリス描くならお菓子でしょう、と
ティータイムのお菓子など、ちまちま描いてみました。
真ん中はスコーンとお茶のセット「クリームティー」。
10年以上前の雑誌に載っていたティーセットが素敵だったので、参考に描いてみました。
右上からヴィクトリア・サンドイッチ(ヴィクトリアスポンジ)。
ヴィクトリア女王の夫アルバート公が亡くなり、ワイト島で隠遁生活を送っていた女王を慰めたのが、女王が好きだったジャムとスポンジを合わせたこのケーキだった、という話。
シンプルで味の想像もつくけど、ちゃんとしたものを食べたことがないので、近いうちに日本で作られているものを食べようと思っています。
その下のちっこいのは、ショートブレッド。
赤いパッケージの輸入ものがスーパーでも売ってますね。
市松模様のはバッテンバーグケーキ。
2色のスポンジをマジパンで包んだもので、「ブリティッシュ・ベイクオフ」にも出てきました。
ヴィクトリア女王の孫娘と、ドイツのバッテンバーグ家ルイス王子との結婚披露宴で出すために作られたのだとか。
下の丸いのは最初、バースの町の「バース・バン」というパンを描いたつもりが、なんだか小さすぎたのでオーツ・ビスケットに変更してしまった・・・。
その左がウェールズ名物のバラ・ブリス。
残ったパン生地にカレンツなどのドライフルーツを入れて焼いたのが始まりだそう。
バラはウェールズ語でパン、ブリスは「まだら」という意味で、ドライフルーツがたくさん入った断面がまだらに見えるからだとか。
パン屋さんで売っている、お茶と一緒に楽しむものはティーブレッドというそうです。
お茶の時間を楽しむ習慣が始った当時は、バター付のパンが添えられることも多かったみたいと、以前本で読んだ記憶があります。
今みたいにいろんなお菓子がなかったのでしょうかね。
左下がヘンリー8世お気に入りのチーズケーキ、メイズ・オブ・オナ―。
これは本場で食べた話を以前書きました。
その上がフラップジャックス。
その上が、カップケーキの上を切って蝶々の型にしたバタフライ・ケーキ。
一番上が、ベイクウェル・タルトを小さく焼いて赤いチェリーを乗っけた、チェリー・ベイクウェル。
知ったように書いてますが、食べたことがないもののほうが多いです。
というか、ほとんど?!
なんとなく描きたいものを描いただけで、
食べられている地方など、特に気にしてはいないです。
イギリスは素朴な感じのものが多いですね。
でもなんとなくそれが魅力です。
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