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フィレンツェの美術絵葉書

手持ち絵葉書投稿、続けていきます。
ポストカードって書いたり、絵葉書って書いたり、どっちがいいだろうと思うけど、美術や土地の写真は絵葉書って呼びたい気もします。

イタリア、フィレンツェの美術館で購入した絵葉書です。
黒地で大判、ちがう美術館でもデザインが統一されているものを最初に見たのは2000年代になってからかと思います。

上の段がピッティ宮殿内パラティーナ美術館、下はウフィッツィ美術館です。白い枠の上部に美術館名が、下に画家の名前が書かれています。

2022年現在、どうなっているかは知りませんが、このシリーズを始めて見た時は、うわぁ、かっこいい!さすがフィレンツェ!と思いました。

それまでは(当時でも一部は)、下のような古い印刷のものが多かったのですね。

「ザクロの聖母」サンドロ・ボッティチェッリ

印刷がよくなくて、古臭い感じ。
私は昔から「ザクロの聖母」の聖母に向って左にいる、百合を手にした天使が可愛くて大好き。百合だから、大天使ガブリエルでしょうね。

こちらはデザインは違うけれど、すっきり新しい感じ。

「マニフィカートの聖母」サンドロ・ボッティチェッリ

「マニフィカートの聖母」は大好きな絵です。
写真ではよくわかりませんが(絵葉書でも小さくてわからない)、聖母の王冠や衣装の縁の金糸など、細い金色がとても美しいです。

黒い絵葉書からも好きなものを2点。

「聖母子と二天使」フィリッポ・リッピ

ボッティチェッリも好きですが、その師のフィリッポ・リッピも好きです。
若い修道女と駆け落ちした話は有名ですが、そうでもなければこんなに美しい女性は描けないかな、と。ベールの部分や全体的にベージュのトーンが美しく感じます。
幼子イエスが会議中のオッサンみたいだけど(キミ、あの資料持ってきて、みたいな)。

「小椅子の聖母」ラファエロ・サンツィオ(サンティ)

豪華なピッティ宮殿の中にあります。
私が行ったときは、わりと目の高さに近いところに展示されていて、「担いで持って帰りたい!!」と思いました。
愛情溢れるような聖母が好きです。


フィレンツェの美術館のサイトがあるのは知っていましたが、先日改めて見てみました。
収蔵作品が拡大してみることができます。

ウフィッツィ美術館

https://www.uffizi.it/en/the-uffizi

パラティーナ美術館

https://www.uffizi.it/en/pitti-palace/palatine-gallery/artworks

ウフィッツィ美術館の、描かれた宝石の絵の特集もあって興味深いです。
上のフィリッポ・リッピの聖母子の頭部のアップも見ることができますよ。

https://www.uffizi.it/en/online-exhibitions/jewels-in-the-uffizi



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フランチェスカ
書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。チップは自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。