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猫の認知症がなくなる日!?

獣医師ゴリです!

私は「猫が30歳まで生きる日」という本を読んで以降、東京大学大学院医学系研究科宮崎教授のAIM研究を勝手に応援してしています。

応援するきっかけとなった記事はこちらへ↓

本日私はこのような記事を読みました。↓


この記事は「猫が30歳まで生きる日」をまだ読んだことない方でもその概要が分かる記事になっています。

まだお読みになっていない方は、ぜひこの記事だけでも一読いただければ幸いです。


この記事の中で私が気になったところを以下にピックアップしてご紹介します。↓

「AIMはたまっては困るさまざまな“ゴミ”に貼り付きます。例えば、尿細管にたまり、腎臓病を引き起こす死んだ細胞、アルツハイマー型認知症を引き起こすタンパク質『アミロイドβ』などに付着して目印になり、マクロファージに効率よくこのゴミを食べさせるのです。ゴミ掃除の機能を強化すれば、多種多様な病気を治療できます。肥満、脂肪肝、肝臓ガンなどもAIMで制御できる可能性があります」


著書の中でも詳しく書かれていますが、AIMはさまざまな臓器でたまってはいけないゴミに張り付きます。それをマクロファージが食べることでそのゴミを除去し、その結果病気が治ります。

現在は猫の腎臓病薬として開発を進めていますが、上記の引用に書かれているようにアルツハイマー型認知症にも効果が期待されています。

アルツハイマー型認知症は現在ようやくアメリカの方で治療薬が出始めていますが、いまだにはっきりとした治療法は確立できていません。

猫の腎臓病薬が完成した暁には、猫によりAIMの研究がさらに進み、人の腎臓病や認知症の治療にも利用できるようになってくるはずです。

ぜひとも宮崎教授には頑張っていただき、猫の腎臓病薬を完成させていただきたいです!


私たち一般人の立場で宮崎教授のためにできること

それは「宮崎徹教授による猫の腎臓病治療薬研究への寄付」です。↓

私も少額ではありますが寄付させていただきました!

今後とも私は陰ながら宮崎教授のAIM研究を応援していきます。

また気になる宮崎教授のAIM研究に関する記事がありましたら共有させていただきます。




ちなみにですが、昨日より私が新しいトピックとして「犬と猫の認知症」を始めましたが、もしもこの猫の腎臓病薬が完成したら、「猫が30歳まで生きる日」が実現すると同時に

猫の認知症がなくなる日


が訪れるかもしれません。

なぜならAIM薬を投与することで、腎臓だけでなく全身のあらゆるところにもAIMの作用が及ぶからです。

上記の引用でも書かれていますが、AIMが体内に入ってくることで

アルツハイマー型認知症を引き起こすタンパク質『アミロイドβ』などに付着して目印になり、マクロファージが除去してくれます。

つまり腎臓病を治療することで認知症の原因物質も除去されるのです!


これってすごいことだと思いませんか?


そのようなあらゆる病気への万能薬としても期待される猫の腎臓病薬


完成がとても楽しみです。


「猫が30歳まで生きる日」に興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。

この「猫が30歳まで生きる日」の印税の一部も、ネコと人間の腎臓病研究などの費用に充てられるそうですよ。↓

今回のnoteは以上です。


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