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ドイツ医学から学んだ「不安になった時の対処法」

感情障害の私でも、できた!
将来が不安になったときの対処法


将来が不安になったとき

未来のために何かしなきゃ

みんなも色々頑張ってるんだし

と焦ることがあると思います。


よくそういう関連の本にはこんなことが書いてある。「何もしないでゆっくりまったり、のんびりするのが実は意外と早道です!」みたいな。


それ一番きらいです。無理だから。それができないから困っているというのに。何かしなきゃ!と思っているときに、よし、じゃあ寝ようとかサボろうとか
そんなことなかなかできないです。


でもどうしたらベストかわからないから、考えまくって辛くなってダウン。ということがあると思います。

そんな時にどう対処すると良いか、ご紹介します。

私がドイツに住んでいる頃、行動療法専門のカウンセラーの方と話し合って取り決めた方法です。

(ドイツの精神医療は薬でなんとかする場合よりも、家での行動を変えてみることで自然と治療されていくというのを目指している場合が多いです)

なかでも、私が実践して、うまくいっているものを紹介したいと思います。


将来が漠然と不安でやきもきしているとき・・・


1「将来ではなく、今何をしたいか」について考える


ポイントは、
何をすべきか、ではなく何をしたいか、を考えることです。

だらだらしたい、休みたい、というのも立派な「したいこと」なので、そう思うときはそうしましょう。

お菓子を食べたい人はお菓子を食べたり、買いに出かけるのもいいと思います。

そして、大事なのは・・・そんな自分を責めない!どんなことであれ、今この瞬間、したいことをしています。


焦りに対し、「でも今、この瞬間はしたいことをしているよ〜」という感覚がとても大事だそうです。


私がしたいことは、ほとんどは日光浴かおやつか、日光浴しながらおやつなのでおやつを買いに出かけることが多いです。
するとちょっと歩いてみるか、と公園の外周も歩いてきたり、ついでに買い物もしよう、とネガティブながら少しだけ行動的になります。
(ならなくてももちろんいいです)


2 声に出してみる(ポジティブな気持ちを言葉で表現する)


1で「寝たい」という人は、布団の上でごろごろしながら「 気持ちいい〜!お布団ふわふわ〜!リラックス〜!」など
私はお風呂に入って、「あたたまる〜」とか、「さいこ〜」とかいっています。


ポジティブなことを無理やり言うエクササイズは大の苦手だけど、気持ちいいことは本当に感じている正直な気持ちなので、スルッと出てきます。


3 「今日もよく頑張りました。お疲れ様」と言うのを癖にする


毎日、同じ場所とシチュエーションで言ってみてください。歯を磨いたあと鏡を見て、とか、寝る前のトイレで用足している時に、とか色々あります。わたしは、脱衣所で服を脱ぎながら言うようにしています。


1日生きた自分をねぎらいます。だって1日生きることは誰にでもできることじゃないからです。


4 心配でよかった!不安でよかった!と心の中でいう


心配することは悪いことと思いがち。心配する自分を責めてしまいます。


でも、心配や不安は丸裸な自分の心を守るための防御機能として動物になくてはならない信号です。


簡単に認められる事ではないと思いますが、不安があって、心配できて本当は正しいのです。とても健康なのです。


不安があること、心配であることを肯定する、罪悪感を断ち切る魔法の言葉。

「あーよかった!私健康だわ。心配してよかった!」


心配しなかったら、様々なリスクから自分の身を守ることが難しくなります。体当たりで生きて、癒えない傷を作ってしまうことは現実にありますからね。


それでもどうしても心配なとき(最終手段)


コップにお湯を入れる

それを手で包み込むようにで持ったり、お腹に当てたりする

頭におもいっきり心配させてあげる。好きなことを考えさせる

その間、暖かいコップのことも感じるようにする。頭では思いっきり悩み、感覚は暖かいなあ、きもちいいなあ・・・。

するとほぼ絶対に(私の経験では絶対に)コップの方に意識がいくようになる
なんだ、私の悩みなんてコップ一杯のお湯に勝てないのね。と笑い飛ばしてあげる。

これを何度かやると脳みそがお湯入コップが気持ちいいことを覚えているので、お湯を沸かしている間に悩みが吹き飛んでいることもあります。

ただしあまり何度もやりすぎると脳みそが慣れてしまって、コップを触っても気持ちよくない、となることもあり得ますので、最終手段としてどうぞ


以上の方法を試して、もし少し前向きになって、やりたいことが具体的に出てきたときは・・・


小さなことを自分に約束してそれを毎日つづけるようにしています。

もしできなくても次の日からまたやればいい、と寛大に。約束は必ず守る必要はありません。責めないで、自分に優しくやりましょう。

そしてとても小さなことを約束すること!やり足りないな、もっとしたいな、と思うくらいで止めるのがちょうどいいです。

そして私はまた不安になっちゃいます。

こんなことしてて意味があるのか、とか私はバカなんじゃないか、才能がないんじゃないか、とか。

そしたら、1〜4に戻ってまた解消。不安の波が戻ってくることは当然のことなので、不安な自分はダメだな、と責めないようにしましょうね。


(๑˃̵ᴗ˂̵){さいごに

今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます。
お役に立てていただけるととても光栄です。 微熱より


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