執着とどう付き合うか

執着していることはありますかと聞かれて、はいありますとすぐ答えられる人がどのくらいいるのでしょうか。

すぐに答えられる方ってすごいと思います。執着ってきっと醜い部分。向き合っているからこそすぐに答えられるのかと思います。私は私自身の醜い部分を見ないようにしていたためにすぐには思いつかなかったのです。しかも私はすぐに「まぁいいか」と言って流してしまうタイプなので執着などないとそれらしい理由までつけて覆い隠そうとまでしました。

ありました。
執着してくる人に執着してしまうこと。

執着というのか粘着というのか、嫌がらせをしてくる人っていますよね。気に食わないなら相手にしなければいいのに相手にしてくる人。私の何が気に食わないのかよく分からないけれど何故だか執着してくる人。

執着してくる人に対して、はーむかつく、早く私の視界に入らなくなってほしいと思います。視界に入るなと言っている割には自分から積極的に視界に入れてしまっている自分がいます。

最終的には私が視界に入れないで過ごせるようになる時が来るわけですが、そこに至るまでのプロセスがそれなりに長いのです。
色々な感情があるのですが、ステージに立ってそんな醜いパフォーマンスしかできないのか、とか、同じリングに上がっては同レベルになってしまう、とか、こういう人は一向に効果がないことが一番ダメージを喰らう、とか、いろいろな表現を経て最後に、なんてかわいそうな人なのだろうかと思った瞬間に執着から解放されることがほとんどです。

このかわいそうという表現には大変失礼かもしれませんが見下しが入っています。そんなことをすることしかできないのか、と。あれ、まだ執着から解放されていませんね。

いつになったら解放されるんでしょうか。ただこの頃には気がつけば考えているということはほぼなくなってきます。

感情をうまく処理していくことは大切ですが、こういう感情のプロセスなどはできるだけコンパクトに、もっとサクッと切り替えていきたいもの。でも難しい。

次に執着ループに入ってしまった時にはバサっと切り替えられるでしょうか。頭に叩き込みたいお話です。

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