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歴史考察 #142『万物を生成した神は...』

こんにちは、véritéです。

息子の「むす」は、「むすめ」の「むす」と同語源で、「生じる」「発生する」「生まれる」などを意味する「生す・産す(むす)」からきていると言われています。

そしてその「むす」は、「古事記」に登場する「万物を生成育成する霊的な力のある神様」である「高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)」と「神産巣日神(カミムスヒノカミ)」の二柱の「ムスヒの神」からきているんだとか。

「ムスヒの神」とは「結びの神」とも読めますね。
そして、「ムス」から連想するのは「ムスリム」という言葉です。

「ムスリム」とは「神に帰依する者」というアラビア語。
ちなみに「イスラム」もまたアラビア語で「神に帰依すること」を意味。

...ということは、ひょっとして「ムス」には「神」というニュアンスが含まれているのでは?

(だから神の子である「むすこ」であり「むすめ」であるのでは??)

特筆すべきは、「高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)」は、天孫降臨の際には「高木神(たかぎのかみ)」「高木大神(たかぎのおおかみ)」という名で登場し、本来は「高木が神格化されたものを指した」と考えられているとあったことです。

つまり、「高木」が人産みの神様とも読めますね。
だから神社にはご神木が✨

ちなみに「むすび」とは太陽神とも言われていますね✨
(むす=神、び=陽)

生物(高木)は太陽の光を浴びて成長し、実を結ぶ...✨

いずれにしましても、言葉の語源を辿るのは興味深いですね。
歴史も垣間見れる✨

そして遠くに感じていたアラビア語がぐっと身近に感じた今日この頃です。

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