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ラグジュアリーな「サラダパン」

みなさん今日七月六日は何の日かわかりますか?
答えは・・・

「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」^^
と言っても、おそらく30代以上でないとこの本の存在すら知らないかもしれませんね。

さて、そんなサラダ記念日の本日、私はなぜか無性に「サラダパン」が食べたくなったのです。

私と「サラダパン」の出会いは、中学時代。
当時通っていた中学のご近所の小さなパン屋さんでした。

パンの中にサラダ?
それ、おいしいの??

でも、丸くてふんわりして、めちゃくちゃおいしそうな雰囲気を醸し出している・・・

どれどれ、だまされたと思って食べてみよう!
モグモグ・・・

なにこれ!
めっちゃおいしいんですけど!!

何がおいしいって、ほんのり甘いパン生地と自家製ポテサラの塩気のバランスが最高なんです!!

思い出すだけでもツバをごっくん・・・
それは中学生のみならず、万人受けするため、いつも真っ先に売れきれになる人気者でもありました。

そんな思い出の「サラダパン」をなぜか突然思い出し、久々に食べたいと思い、地元のパン屋さんで販売していないか、検索をしてみたのです。

すると、真っ先にヒットしたのは滋賀県の「サラダパン」でした。
あ、滋賀県にあるんだ♪

と喜んだのもつかの間、よくよく見れば、こちらはポテサラ入りではなく、タクワン漬け入り!

えー!タクワンじゃない!
あ、ひょっとして「サラダパン」って全国区じゃなかったりして?

・・・であるならばと、「福島 サラダパン」と検索ワードを付け加えてみたら「福島人のソウルフード!な『サラダパン』」とあるじゃないですか!!

そうか、そうだったのかー!
あれは福島でしか味わえないパンだったんですね・・・

いまやクリック一つで海外のものも簡単に手に入る中、あの「サラダパン」は福島でしか手に入らないということ。

中学時代は「売り切れ」でなかなか手に入らなかったけれど、いまは遠くて手に入らない「サラダパン」

今も昔も私にとって憧れのパンのまま・・・
お金を出せばすぐに手に入る時代に、そこに出向かなければ手に入らない地方限定のモノ。

それはひとつの文化であり、新しい意味でのラグジュアリーであると感じました。

「『福島でしか買えない』と知ったから七月六日は『サラダパン』ラグジュアリー認定日」^^

そこでしか買えない、そこでしか味わえない、そこでしか体験できないモノやコトを大切にすること、そして、その価値を再認識・再認定することが地方創生の一つのカギであると感じます。




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