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『この地球に山や森は存在しない?!』 (後編)

一つ前のnoteに記した『この地球に山や森は存在しない』は、前編についての要約と感想でした。

今回は、後編についての要約と感想です。
『この地球に山や森は存在しない』 (後編)

前編では、アメリカにある「デビルスタワー」の外見は、木の切り株に酷似しており、その内部構造は「自然が生み出す構造」である六角形をしていることなどから、作成者は、「デビルズタワー」は、「溶岩の冷却」ではなく、「古代に生息していた巨木の石化」ではないかとの見解を述べていました。

後編では、まず「デビルスタワー」の天辺についての考察から始まります。それは誰がどのようにして何のために切断したのか?

その答えを出す前に、オーストラリア、カナダ、イタリア、ナミビアなど、世界中に点在する「巨大な切り株」を紹介します。

その後、アメリカに現存する「太古の森」を紹介し、そこにどっしりと生息するセコイアが映し出されます。

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その高さ、100m!!
とても圧巻です。

しかし、世界中にある「巨大な切り株」の直径は3000mもあり、そこから高さをはじき出すとなんと6000mにも及ぶのです!!

それは「デビルスタワーの10倍」でもあり、私たちの想像の域を遥かに超えます。(枝葉を考えたらさらにとんでもない大きさですね!!)

ロシア人のアレクサンドル・プーシキン(科学者・詩人)は、作品の中でこう綴っています。

「伝説のブーヤン島には世界一の巨木があり、それは、地球の中心に生えていた」と。

次に、天辺が平らではなく、ギザギザした「岩山」の画像とともに、乱雑に倒木された「切り株」の画像が登場します。

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この二つの画像も大きさこそ違えど、とてもよく似ています。

このギザギザした「岩山」もまた世界中に点在し、「ギザギザしたもっとも高い切り株」として「エベレスト」の画像が紹介されました。

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これはめちゃくちゃ衝撃です!!

そして、このギザギザの形の理由は、「採石場のように採掘され、爆破されたため」であると作成者は語ります。

この見解には言葉を失うともにと、一方で妙に納得もできる見解でもありました。

作成者は言います「我々の惑星に石などなく、すべては石化した木の破片であり、そこにあるのは「シリコン製の植物の死骸」であると.....

人々が石に魅了されるのは、力強いエネルギーが宿っているからといいます。(これはとても説得力を感じます。)

ここで、山と石の違いについての話が始まります。
山頂に雪をいただいた美しい円錐形の富士山の画像が登場です。

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それとともに、こちらも美しい円錐形を描く砂山の画像が出てきます。
二つの形状はとてもよく似ています。

そこで作成者は言うのです「円錐型をした山は『廃棄物の積み重ね』である」と。

廃棄物の積み重ね!!
あの美しい日本のシンボルでもあり世界遺産でもある富士山が廃棄物の山?!

この見解は日本人にとってはとても受け入れ難く、拒否反応を起こす人が多数かもしれません。

私もそうであってほしくないという気持ちが沸き起こります.....
では、百歩譲って、もし仮にそうだとしても、それほどの量の廃棄物はどこからくるのでしょうか?

作成者は答えます。
その廃棄物は、巨大な石山を切り刻んだ際に発生する大量の「石クズ」であるといいます。

それは時に化学廃棄物が含まれ、時にそれらは化学反応を起こし、時に燃え、時に爆発をし、それを人々は「火山の噴火」と呼んでいると.....

そこで、私たちは一つの疑問が湧き起こります。
そもそもあれほど巨大な石山をどうやって削るのか?

過去の文明が現代より遅れているのならば、それは不可能ではないのか?
ここで、その不可能を可能にするマシーンが登場します。

それは「Bagger288」という世界最強の掘削機です。

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そして、このマシーンを使用したひとつの事例として、「バケットホイール・エクスカベータ―」の採掘現場が出てきます。

採掘現場にたたずむそのマシーンの大きさはゴジラを彷彿させるような巨大さです。

手前に写るトラックやショベルカーが子犬ほどの小ささにも見えてしまうほどです。

その巨大なマシーンの先には、回転式の鋸の歯がついており、台地を割らんばかりに削っている様子が映し出され、そこには膨大な石クズが発生しています。

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そしてこのマシーンで削った後には、「コンケーブの壁」と呼ばれる縦に線が入った「削り後の壁」だけが残ります。

そこに西オーストラリアの「ウエーブロック」の画像が出てきます。
その形状はまさに「削り後の壁」にそっくり.....

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作成者は言います。
「最低7500年前まで石は存在しなかった。現在の石はすべて自然環境の一部だった。しかし、人間が神になろうとした結果、すべてを台無しにし、人間は惑星を破壊し続けている。」と.....

さらに作成者は付け加えます「数百年前の文明の方が進んでいた」と。
その理由として「Babolovsky公園の皇帝風呂」をあげています。

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※この皇帝風呂は、高さ196 cm、深さ152 cm、直径533 cm、重さ48トンであり、18世紀初頭に作られたといいます。

200年以上前に作られた風呂は、「石工の手作り」と言われています。
しかし、その緻密で正確な作りは手作業では到底不可能であり、ハイテク機械抜きでは考えられないといいます。

また、1834年に作られたアレクサンドルの円柱。
高さ27M、重さ600t。

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この円柱は旋盤抜きでは考えられない形であり手作業では不可能であるといいます。

それから、1780-1815年の間に核戦争が起きたと作成者は言います。
それは初めてではなかったとも.....

核戦争の結果、「核の冬」が起き、1816年は「夏のない年」になったといいます。

それは西洋において最後で最大の危機と呼ばれているのだとか。
その証拠は、「核によるクレーター」の存在であるといいます。

それは、グーグルアースで見ることができるといいます。
たとえば、ベラルーシのグーグルアースの画像。

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「核によるクレーター」は白い痕跡となって砕かれた石灰岩に囲われているので簡単に見つかると。

グーグルアースで黄色の地域はすべて採掘場の底を指すのだともいいます。
また、「Roger Fenton Crimia」「James Robertson Crimia」と検索すると1853年に撮影された戦後のクリミアが見て取れるのだそうです。

それらの画像は、「セヴァスポトリの戦い」を撮影するために派遣された戦場カメラマンによるもので、それらの画像に写る植生は今とは異なるといいます。

1800年以前の家は石灰岩によって建設されたといいます。
そしてその石灰岩の切断は高度な機械が利用されたとしか考えられない完璧な仕上がりだったといいます。

1890年のセヴァスポトリの採石場の画像が登場します。
採石による穴(=洞窟)は世界中で見ることができ、ウクライナ近辺にある洞窟の長さはなんと2500kmもあるそうです。

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我々が教わった「岩場」「峡谷」「渓谷」「断崖」は採石場に過ぎないと作成者はいいます。

掘削機を使った巨大な採掘活動は直角に台地を刻みます。
「岩場」「峡谷」「渓谷」「断崖」は人を寄せ付けない場所にあるため、多くの場合、発見者の名前が地名となるのだといいます。

そして、掘削機を使った巨大な採掘跡は南極の山々にもみられます。

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現代においてこのような場所までもを採掘する機械をあなたは見たことがあるか?といいます。

アメリカのグランドキャニオン、オーストラリアのブルーマウンテンもみな採石場の跡地であるといいます。

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またこれらの採石場に水がたまることで湖となっている場所もあるといいます。

アラル海、カスピ海は水浸しになった巨大な採石場ではないかといいます。

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ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、アフガニスタン、カザフスタン、イラン.....これらの国にはほとんど土壌がありません。

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これらの場所ではすべての生態系が掘りつくされてしまったからであり、砂漠は長年にわたる採掘活動の結果であると.....

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どうですか、みなさん。
これまでの常識や学びがすべてひっくり返されたと思いませんか?

もちろん、この動画の作成者の見解が正解であるかどうかはわかりません。
ただ、こんな見方もできるし、その可能性もゼロではないとは思いませんか?

この動画にはまだ出てきませんが、もし「巨木が岩山に石化」したのであれば、「根っこ」はどうなっているのか?と思いませんか?

私はそれもとても気になりました。
するとこの動画の作成者のほかの動画でその答えを知ることが出てきました。

それは「鍾乳洞」としてみることができると.....!!
これもまたとても興味深いので後日、noteに記録したいと思います。

最後に、「1780-1815年の間に核戦争が起きた」「それは初めてではなかった」という発言が頭の中をグルグルと回り続けます。

「人類は過去から何も学ばない」
そんな言葉が頭を過る今日この頃.....

しかし、イメージが未来を作るともいわれています。
だからこそ、よいイメージを描きながら同じ過ちを繰り返さないよう、様々な事象に関心と目を向け、平和で緑豊かな地球を次世代に継承していきたいですね。


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