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温故知新
まだ6月だというのに、30度を超す毎日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
何もしなくても蒸し暑く不快感・・・。
さて、不快指数はどれくらい?
ちなみに、日本人では不快指数75で約9%の人が、77で約65%の人が不快に感じるようですが、本日の不快指数を計算してみたところ、なんと『82.9』というとんでもない数がはじき出されました!!
※不快指数=0.81×気温+0.01×湿度x(0.99×温度-14.3)+46.3なかなか面倒な計算式!
さて、そんな暑さ対策、昔の人はどう対処していたのでしょうか?
ということで、江戸時代の暑さ対策をいくつか調べてみました。
一つ目としては「打ち水」
江戸時代では夕方に打ち水をしてから縁台を出して涼んだのだそう。
「夕方」としたのは、日中に焼けたアスファルトへの打ち水はすぐに蒸発してかえって蒸し暑く感じるからだそうです。
二つ目は「うちわ」
江戸時代には庶民も手にできるものとして流通し、涼むためはもとより、火をおこすため・虫を取るためなど日常生活のさまざまなシーンで幅広く使用されるようになったそうです。
三つめは「甘酒」
米とこうじ菌で作る甘酒は「飲む点滴」ともいわれるほど栄養豊富で夏バテ防止、疲労回復の栄養ドリンクとして飲んでいたようです。
・・・ということで、どれもとてもエコな暑さ対策ですが、一番の対策は「暑い時は休む」という話には大きく納得(笑)
さて、暑さ対策からは少し外れますが、夏と言えば虫刺され。 江戸時代の防虫対策の一つは「藍染」だったのはご存じですか?
藍染の染料となる藍はタデ科の一年草で、葉や茎は染料になり、種子は漢方として解熱、解毒に用いられるスグレモノ。
その藍で染められた生地や衣類は、虫をはじめ蛇も近寄らないほどの防虫効果や、汗臭さなどの消臭、また保温効果、紫外線防止効果もあるんですって!!
これ、めっちゃスゴクないですか!!
ちなみに、もともと作業着であったデニムをインディゴで染めたのも虫よけ蛇除け効果があるからだったそうですね。
温故知新。
過去にあったことをよく調べ、学び、そうして得られた知見を活かして新たな知識を得る。
ーコロナ渦の猛暑を乗り切るヒントもひょっとしたら江戸期にあるかも?!