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雑記(1)短い雑文 ―過去の思い出や、今の気分―

大昔、一番最初に非常勤講師として勤めた、浦和(といっても武蔵野線東浦和駅徒歩15分くらいの当時は超田舎)にあった明の星女子短期大学(今は廃校でなくなった:女子中・高のほうは一貫制の進学校:また、青森の短大はまだ存続している)での最初の授業の日。なんと上履きで、入り口で土足のまま入ろうとしたら、止められて、スリッパに履き替えた!学長自らの付き添いで教室に入ったら、いきなり「起立・礼」があって腰を抜かしそうになり!25歳まだうぶな○○教授、30数名の女子だけのクラスに最初足が震えた!おまけに学長(女性)がしばらく授業を見ていたのは、さらにプレッシャーで、すっかり疲れて、非常勤講師控室で休憩。おまけに当時では珍しい禁煙で、帰路、東浦和の駅に行く途中の一服がうまかったなあ!

授業の前に講師控室のすぐ隣の部屋にいた専任の町野曄子先生(恐らく私服のシスターだったと思う:専門は源氏物語)がいつもお茶を煎れてくれていたが、可愛い方で、今はもうご存命ではないかもしれないなあ?その後、一時まで年賀状もいただいていた。

僕も前期高齢者になって、つい、昔お世話になった方のことを思い出す。

その後、非常勤講師での仕事も増え、現在に至るが、ここでの7年間での経験は、教育という面以外で、女子学生の心理や行動なんかも観察・勉強できて、その後に生かすことができ、本当に素晴らしいものだった。

お迎えが近くなった証拠だな。

(続く)


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