宮崎ひなた旅まとめ
今回の旅行は波乱のスタートだった。実はチケットを取っていた朝イチの飛行機に寝坊して乗ることができなかった。幸い、変更可能なチケットだったので午後の便に追加料金無しで振り替えることができたが、普段夜型の生活をしていながら「休みを満喫しなければ」と朝イチの便を予約しており、無理をしてしまっていたようだ。反省。
結果的に半日になってしまった宮崎の1日目、観光は鵜戸神宮、青島あたりで抑えて、夜の街に繰り出した。九州はやはり〝焼酎の国〟だ。なかなか関西では飲めない銘柄も楽しんだ。また、飲み屋さん街がギュッとまとまってあるので、ハシゴ酒にまわるときも夜風を少し浴びながら歩いて移動できるのはイメージよかった。鶏のもも焼き美味しかったなあ。
2日目は基本的に「のんびり」の日。ホテルで昼前まで寝て、のんびり街ブラ。もちろん観光名所を時間いっぱい回る面白さもあるけれど、性格的に1日は「何もしない日」を作った方が、街中に意外と電話ボックスが多かったとか新しい発見をしている気がする。発祥のお店で食べるチキン南蛮も美味しかったなあ。
3日目はレンタカー借りてドライブ。綾の照葉大吊橋は怖かった記憶しかない。写真見直して「よく撮ったな」って思う。でも橋の真ん中で撮ってないのはよっぽど怖かったのだろうな。志布志は念願だった「志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所」に行けて満足。マルチョンラーメンは美味しかったけど、普通のサイズだともっと美味しく感じたはず…。最後に寄った日南の飫肥(おび)城は、お城とランドセル背負った小学生との対比が面白かった。
今回、宮崎と鹿児島を旅して「街から離れる」良さを感じた。普段関西で暮らして、街中で遊べる楽しさを享受していたが、昨今のコロナ禍でほとんどと言っていいほど「街中でできる遊び」というものに制限がかかってしまった。そんな状況にストレスがある中、街を離れ「田舎だから味わえるもの」を見つけることができた。
これまでの生活がひっくり返されたコロナに恨めしく思う。だが、新しい「田舎の面白さ」を知ることができたのは、コロナのおかげだろう。まだまだ、コロナ前の生活に戻るまで時間はかかるだろうが、新しく見つけた面白さを突き詰める時期として過ごしていこうと思っている。