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JZX90 JZX100 JZX110 トヨタらしく非常に丈夫なエンジンで20万キロとかでも普通に乗れてしまうが故の落とし穴!改造車って言うよりもオリジナルで大事に乗っているオーナーが、ある日突然不動になってびっくりする個所とは?

我々ビークルフィールドにも多々入庫するJZX系のトヨタ車達。

流石にJZX90 3兄弟はなかなか見なくなりましたが

皆無ではありません。

JZX100はもちろん

JZX110ですとマークⅡだけでなく

ヴェロッサとかも入庫して来ることがあり

それぞれのオーナーの願いを形にしています。

トヨタと言うかヤマハが設計した1JZエンジンは非常にタフで
2JZほどのパワーは出ませんが
バランスの良いトルクとパワーで乗れば
10万キロはもちろん20万キロだって
定期的なメンテナンスのみで乗れちゃいます。

現に業者間のオートオークション会場では
20万キロオーバーのJZX100が200万円以上で取引される事もあり
ここまで来ると距離なんて関係ないんだなって思えます。

っが、エンジンは丈夫でも、他の部分は
やはりそれなりに劣化したり痛んで行くのは やむを得ない現実です。

同年式の三菱車や日産車に比べれば、はるかに防錆力も高く
すり減ったり朽ちたりする箇所は圧倒的に少ないのですが
大事に乗っている人ほど見落としがちな消耗個所と言うのがあります。

あまり、これと言った予兆が無く、いきなりズゴっとなって
そのまま不動車確定でレッカー搬送となるのが、このパターンです。

改造車ではあまりなりにくく、純正の状態で
大事に大事に乗って居る人の方が起こりやすいと言うこの症状。

今回はノーマル然とした、JZX90のクレスタにて発症

クラッチペダルを踏み込んだ瞬間にズゴっと奥まで入って
その後ペダルが元に戻らず・・・。

レッカー搬送されてきた車両を手押しでリフトに入れて
ガレージジャッキで微調整後リフトアップ。
ミッションのサービスホールから覗き見すると

えっ?

なんで??

レリーズシリンダーの先っちょがレリーズフォークから外れてる・・・。

なぜこんな現象が起こるのか?

改造車に起こりにくいのはなぜか??

その辺りの答えは有料ページにて開示して行きます。


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