ここに来てまた日産にヤラれました。ネオクラ日産車パルサーGTI-Rにてエアコンが効かないって言う症状で整備書と日産部品の言う事が食い違い、どうせまた整備書に嘘が書いてあるんだろって部品屋の言う事を信じたら・・・。
立派なネオクラシック車両となったパルサーGTI-Rも
純正部品の廃版、廃版で様々な修理が難航する様になって早十数年。
今ではほとんどのパーツが廃版?って言う感じになり
同年式のBNR32の様にNISMOがヘリテージすると言う予定も無い様です。
なので基本的に部品交換が必要な場合は中古部品を探す事になるのですが
今回はエアコンが効かないと言う症状。
エボパレーターとかエキスパッションバルブだったら厄介だな~と
各部の点検を行いますが、どうやらガス漏れでは無い様です。
マニホールドゲージを接続すると
それなりの圧力が低圧側も高圧側にも残ってます。
ガス配管のどこかから漏れ出して、最低圧力に達しないので
エアコンコンプレッサーが回らないと言う症状では無いと判断。
この年式の日産車は、とにかくリレーの類が脆弱なので
エアコンリレーを取り外し、単体で確認すると
ここも問題無く稼働するので、日産車のエアコンが効かない原因
第一位と第二位は問題無いようです。笑
っと笑っている場合ではなく
さらなる原因追及を進める必要が出てきたという事です。
そこでまずはエアコンリレーのグランド先となる
ECUをチェックするため、スペアの通常稼働するECUと交換してみますが
エアコンスイッチをポチっと押しても無反応。
エアコンリレーはOFFのままです。
っという事は元々装着されてECUが原因で
グランド不良を起こしている訳では無い模様・・・。
あまり参考にはしたくない
整備書を引っ張り出して来て回路図を見ると
どこにグランドを導通させれば良いかはわかったので
テストリード線で直結させてみると見事にコンプレッサーは回り
エアコンも効いてきました!
という事はエアコンコンプレッサーも無事ですし
エアコンガスの量も足りているという事になります。
整備書にはサーモアンプなる物が載っていますが
日産部品に確認すると、そんな部品は無いとの事。
今迄散々、日産の整備書には嘘が書かれていたので
どうせまた今度も嘘を書いてるんだろうと日産部品の言う事を信じると
消去法で考えて3つのスイッチのどれかが悪さをしている事になります。
ファンSWか・? エアコンSWか・・? プレッシャーSWか・・・?
さ~て、どれが悪さをしてるんだ~?と
1個づつ外して単体チェックして行きますが、どうもどれも悪くない??
いやいや、そんな事ないはずなんだけどと
2回目のチェックでも どれも普通に絶縁、通電が出来てます。
もう1度配線図を見ます。
ECU41番から出た配線はプレッシャーセンサーに入るので
この配線を直結してみて
コンプレッサーが回るかどうかを見てみますが残念ながら?回りません。
そうなると、今度は
プレッシャーセンサーからエアコンSWまでの導通を調べて
サーモアンプでの断線を判断します。
テスターを使って抵抗値を計ると、なぜかOL・・・
やはりサーモアンプが悪さをしている見たいですが
車台番号からサーモアンプを調べて貰うと
日産部品は
「この車台番号の車両にはサーモアンプは付いていない!」
と言います。
どっちの言う事が本当なんだ~?
答えは有料ページにて開示しています。
ここから先は
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
記事の内容にプロフェッショナル性を感じた際はサポートをお願いします!頂いたサポートは今後の研究の為に使わせて頂きます。