見出し画像

絶対に買っちゃダメ!ダメ!!絶対ダメ!!!って言っても買う人が居るんです・・・。日産車に於いて、その制御の根幹をなす部品なのですが、最近は飛んでも無い部品が飛んでも無い価格で極普通に売られていまして・・・。

始動直後やアイドリング時、燃料が濃い様でボッボッボッと言って
エンストしてしまうこともあると言う

こちらのER34スカイラインGT-T

ある程度は自分でトラブルシュートできるオーナーなので
プラグ交換 エアクリ洗浄 エアフロ交換
インタークーラーのパイピング確認まで自分で試して見て

「プラグを交換したら、最初だけ調子良かったので
 ダイレクトイグニッションコイルはまだ生きているかと思います・・・
 外したプラグは真っ黒でガソリンの臭いがガッツリしました。」

との事。

そうなって来ると水温センサーが逝ってしまていて
例えばず~っと-20度とかに固定され低水温補正が効きっぱなし・・・

とか

スロットルポジションセンサーがお亡くなりになり
基本的にいつでも加速補正が入っているのかな?


って思いまして

制御に使っているパワーFCとの通信ツールを引っ張り出して来て

バッテリー駆動がまったく出来ないWIN-XPのPCを
電源アダプターに繋げっぱなしにしてデーターの読み込み。

各センサーのパラメーターも読めるようになりましたが
水温は始動時に12度
スロポジもアクセルペダルに合わせてリニアに反応・・・。

最初の見通し、全部ハズレ!

何回かエンジンの始動→Stop 始動→Stopを繰り返していたら
最後はエンジンが始動不可になってしまったので
プラグを外したらビッチョビチョ。

燃焼室の掃気をしたついでに圧縮測定しても

問題無し!

さらには配管のエア漏れチェックを専用の治具で行うも異常なし。

プラグのカブりをガスバーナーで焼き飛ばして
掃気した燃焼室に装着してあげると
ひとまずエンジンは掛かる様になったのですが
アクセルを踏み込んで行くと
マフラーからはすんげ~濃い黒煙がモクモク・・・。

吸ったら死ねるな

って思えるほどの黒煙ですので明らかに燃料が濃い状態。

何度もレーシングしながらlogを取っていると
ん? 
ここさっきの値とまるで違うんだけど!
と言う項目を発見。

オーナー自身が行ったと言うトラブルシュートの内容を鵜呑みにして
疑う事もしなかった部分ですが明らかにおかしいその数値に

まさか、あれを買ってないよな・・・?

オーナーに電話をして確認してみると。

そんなの絶対買っちゃだめだよって言う物を買って付けてました。

買わない方が良いよって言う部品は多々あります。
でも、絶対に買っちゃダメって言うパーツも世の中にはあります。

絶対に買っちゃダメ!
ダメ!!
絶対ダメ!!!
って言われるその部品
そこまで言っても買う人が居るんですよ。

日産車に於いて、その制御の根幹をなす部品なのですが
最近はクソみたいなクオリティーの物を
ゴミみたいな値段で売る輩が多発してます。

その部品が壊れるだけなら、まだマシなんですが
それが原因でエンジンがブローする確率はかなり高いです。

よく見るサイトで普通に見られるゴミパーツ。

その詳細は有料ページにて書き綴って行きます。


ここから先は

752字 / 2画像
この記事のみ ¥ 2,950
PayPay
PayPayで支払うと抽選でお得

記事の内容にプロフェッショナル性を感じた際はサポートをお願いします!頂いたサポートは今後の研究の為に使わせて頂きます。