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本日は無料記事! 料理と言う世界に観る作品提供者としての心意気。ただ空腹を満たすための食事であれば、そこに芸術性は必要なく・・・。ただ安くクルマを維持したいと言うだけの人々に我々の様なチューニングショップは必要ないのです。
とある料理店が気になり、予約をして妻と末っ子と3人で訪れて見ました。
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道路沿いに大きな看板がある訳でもなく、パっと見は美容院なのかな?
と思っていましたが、ドアにはBistroの文字が掲げられており
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フランス料理を提供してくれるお店の様です。
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Bistro MAOLUCE
マオルーチェとお読みすれば良いのでしょうか?
如何せん初めてお邪魔しますので、詳細はなにも知らずに・・・です。
誰の目にも留まるような大きくて仰々しい看板を掲げ
早い!安い!を謳うチェーン店とは異なり
分かる人に来ていただければ、それで良いのです。
と言う様な佇まいに、まずは同感の意を感じます。
半個室に案内され、まず出てきたのが前菜としての一皿。
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味はもちろんですが、乗せる皿や飾りつけのセンスが素晴らしい。
ニンジンのポタージュスープの味も
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素材の良さを引き出しながらも変に主張はさせない事で
飲む人に緊張感をもたらす事が無いような工夫がされていると思います。
パスタを入れる皿はスープの皿と調和感を出しつつも
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白と黒のコントラストが効いていて、目でも楽しめます。
カジュアルフレンチと言うカテゴリーながら日本人としての舌にやさしく
どこかに出汁の風味を感じる事が出来る様な、そんな安心感があります。
背筋を伸ばしてフォークとスプーンで頂くのが正当なのでしょうが
そこまでガチガチな雰囲気にならないのは
きっとこの日本人好みな味にあると思います。
白菜と白身魚を
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こんな風に組み合わせている料理は初めて食べました。
失敗すると水っぽくなりやすい白菜を上手に処理して
白身魚と組み合わせてもフワっとした食感を損なっていないだけでなく
キノコとも合うソースは甘さと塩味が交互に引き立ち
なんとも言えない幸せな気持ちになりました。
メインディッシュには赤身のステーキが提供されましたが
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これもまた自分好みでして
霜降りが盛大過ぎて一口二口で飽きてしまう国産和牛では無く
噛む事で肉のうまみがしっかりと味わえつつも
火が通っている部分の香ばしい香りと食感が
しっかりと肉を食べていると言う満足感に繋がります。
よく、テレビの食レポで
「口の中で溶けて行きますね、このお肉は!」
とか言ってますが、そう言う肉はあまり自分は好きではないんです。
肉は肉なので、しっかりと噛んで味わいたい。
でも固すぎるのではなく、適度な歯ごたえに留めてほしい。
そんなわがままな要望にも十分応えてくれるメインディッシュでした。
デザートには併設されたケーキ屋さんのパティシエが製作した
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本格的なロールケーキが出てきました。
甘すぎないクリームで酸味を残したイチゴを囲い
その周りにはステーキ同様これまた適度な固さを残した生地。
落とされたソースは飾りでは無く
使う事で味の変化を楽しむ事の出来るアクセントになっていて
きめの細かいシュガーパウダーとのバランスも絶妙な感じでした。
見た目、味、センス、そのすべてが自分好みでして
こう言った料理を提供して下さったシェフと
いつかは深い話がしてみたいと思いつつ、店を出たのでした。
こう言う料理は
ただただおなかを満たしたい!
と言うだけの人に振舞ってもあまり意味の無い物です。
料理を口だけでは無く
目と鼻とそしてその周りの雰囲気も五感で感じながら楽しむ。
そう言った人に振舞われて初めて価値が出ます。
我々ビークルフィールドが提供するクルマのチューニングや
多岐にわたるメンテナンスもこの料理ととても良く似ています。
工賃が高い!
とか
安くしてよ!
と言う方々は、クルマをタダの移動手段として見ていて
極力維持費を抑えて乗りたいと思っているのかも知れません。
アフターパーツ1つを付けるにしても
ただ付いていれば満足
と言う人もいるでしょうし
どうせ付けるなら確実に美しく付けて欲しい
と言うオーナーも居ると思います。
その要求が様々である様に、その要求を叶える方法も様々です。
安く早く空腹を満たしたいのであれば
牛丼チェーン等へ赴き、500円ほどを支払えば
わずか数分で空腹感は収まり、財布の中身もさほど減りません。
そう言う状況の際にフランス料理店に入り
高い!
とか
遅い!
と言う人が居れば・・・
言葉を選ばずに言わせて頂ければ、その人はおそらく頭が悪いのでしょう。
自分の要求の叶え方が分かっていません。
自分の要求を叶えてくれるお店がどこなのか理解していません。
我々ビークルフィールドも同じです。
他のnoteでも書き綴っていますが
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我々はお客を選びます。
チューニングショップや整備屋さんを選ぶに際して
低価格を最重要視するのであれば
弊社はあなたの要求を叶えて差し上げる事が出来ません。
誰の目にも留まるような大きくて仰々しい看板を掲げ
早い!安い!を謳う格安車検店や量販店とは異なり
分かる人に来ていただければ、それで良いのが弊社です。
価格を重視するのであれば、どうぞ、他のお店をお探しください。
完成した愛車を見て満足した納車の際に
「今回はありがとうございました。」
「今回はありがとうございました。」
とお互いがお互いにお礼を言いながらお別れする。
その為には安っすい工賃では足りないのです。
ただ、料理に関しては
どんな希少な料理店で食べる美味しい料理よりも
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自宅で食べる妻の造った味の方が
ホッとすると言う場面も多々ある訳でして・・・。
人間とは不思議なものですね。
それではまた明日のnoteでお会いしましょう。
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