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ふっと肩の力が抜けて見えたもの ~"蒸す"で広がる 豆料理~

蒸し野菜を活用したレシピを数多く作っているですが、

野菜だけでなく、乾燥豆にも"蒸す"調理法が活用できると知ってから

新しい扉を開けることができた気がしています…!



もう蒸し豆は買わない


この方法を見つけて、
意外と簡単に蒸し豆は作れる、ということに気づけたことは、とても衝撃的でした。

まずは

・フライパン
・蒸しプレート
・水
・乾燥豆

を用意して、作っていきます。


①蒸す準備

最初に、フライパンに水と

蒸しプレートを入れます。

水は蒸しプレートよりも多くならない量が目安です◎

蒸しプレートの上に蒸したい豆を入れて蓋をしたら

豆同士が重ならないように広げて置くと、蒸しムラを減らせます◎


沸騰寸前の低温で(沸騰するかしないかぐらいの火力をキープしながら)蒸していきます。

蒸し時間は、豆の種類にもよりますが、

・ひよこ豆のようにかたい豆の場合は、一晩浸水後、20~40分程度

・レンズ豆などの火が通りやすい豆は、乾燥状態から15~20分程度

を目安として書いておきます。

調理器具や一緒に蒸すものによって蒸し加減が変わったり、柔らかめ・かためなど好みの仕上がりは様々だと思うので、様子を見ながら&ご自身の心・体と相談しながら、蒸し時間を調節してみてください ^^

②フライパンの焦げや豆の縮れを防ぐ

低温加熱していても、長時間加熱し続けるとどうしても水分がなくなって
フライパンが焦げ付いてしまう
豆に蒸気が当たらなくなって縮れてしまうので…

加熱途中で水分がなくなってきた!と気づいたら
お湯でなくてもで大丈夫なので、適宜付け足してみてください。



③仕上がりチェック

豆が柔らかくなってきたところで、箸や楊枝などで刺してみて固さのチェックを。

まだ固いな…という場合は追加で蒸して、
もういいかも!となったら火からおろします。

家事や作業などをしている間に蒸し進めるなど、
焦らずじっくり蒸し上げることが、ふっくら仕上げる近道に😌


④あとはお好きなアレンジで

これで蒸し豆は完成したので、あとは味付け。

シンプルに塩で和えるだけでも十分美味しいですが、色々と混ぜて和物にしたり、スープやカレーなどに入れたりするのも◎

野菜と一緒に和物にするなら、蒸すときから一緒に調理すると楽ちんです!
(※詳しくはそれぞれのレシピ動画にて:Instagram / YouTube

わたし流の”低温蒸し”について、基本や活用法など
こちらで詳しくまとめています:


広がる蒸し豆料理


わりと火が通りやすい"赤レンズ豆"を、玉ねぎと一緒に塩麹で和えたり、

はたまた、金時豆や小豆を柔らかく蒸して、レーズンやみりんと和えてあんこにしたり…

茹でこぼし不要 蒸して作るあんこの詳細は:Instagram / YouTube

同じ調理方法でかなり料理の幅が広がりました。

※蒸し豆を楽しむおかず・おやつのレシピ一覧:


ほっと肩の荷が下りて

色んな豆をメインおかずとして食べる私にとって、蒸し豆を定期的に買うのに経済的もろもろで負担がありました。

でも、この蒸す方法に出会ったら、

乾燥豆をまとめ買いして、好きなタイミングで好きなだけストックを作るようになって、今までかかっていた負担がかなり減ったように感じています。


蒸している間には家事や作業など他のことが同時にできるし、

できた蒸し豆でサラダや煮物など、色んなおかず・おやつを楽しめる。

こんな魅力ある蒸し豆料理との出会いはとても貴重でした。


これからはもっと

まだ蒸すのを試したことのない食材はたくさん。

これから豆やそれ以外の食材の蒸し料理もいろいろ試して、

私らしい料理を、開拓し続けたいと思います ^ ^

2023 / 9 / 24

あいり


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あいり | 蒸し料理研究家
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