英語はうっとうしいが…
アマチュア無線ではCWという通信方法を使うことがあります。モールス符号を使うあれです。日本語では「電信」と言います。
これを習得するのは、並大抵のものではないのですが、私も若い頃はそれなりにモールスを打てて、聞き取ることもできたんですよ。今はかなり衰えました。
で、最近、YouTubeでCWの動画がアップされているのを見つけて、時間があれば聴いています。
アメリカやイギリスのアマチュア無線家や、かつて軍関係だった人がその勉強法や、実際の腕前を披露してくれてます。ただ日本語のものは少なく、したがって英語で聴くほかない。
でもね、日本人もアメリカ人もモールスに関しては同じ悩みを持ち、言っていることはだいたいわかるんです。英語を学びたかったら、自分の良く知っている分野の英語を聞いた方がいいと思いますよ。
お料理が好きな人は、お料理の英語の動画を見てみてください。だいたいわかるはずです。野球の動画もあるし、サッカーのもある。将棋の英語の説明もある。「棒銀」は「Straight silver」だそうです。なるほどね。
この動画は、モールスの学び方の講義です。ビギナー向けで、モールスについて通り一遍の知識がわかりやすく(英語ですが)説明されています。生徒さんがめっちゃウケてます。
この動画は米軍(陸軍)の教育用映画です。昔はこうやって教えていたんですね。興味深い。アマチュア無線をやっている人ならこの英語は8割わかるはず。
最初はこれくらいのスピードで聞き流すのがいいでしょう。もちろん、このスピードで十分、通信に使えます。遅いと思う人もいるかもしれませんが、自分はこのスピードで確実に打てて、聞き取れるんだという自信が大事です。人は人です。上級者はビギナーのスピードに合わせるのがマナーです。私はこれをいつも聴きながら、寝てしまいます。
最後に、アメリカにはアマチュア無線の歌もあるんだよ。「CQ serenade」という曲です。
英語はできなくてもいいんです。言っていることがわかれば。アマチュア無線のモールスも略号ばかりなので、英会話の知識はいらないです。それで世界中の人と通信できるんです。
私は英語は道具として使うので、Youtubeのプラモデルの組立とか、金属加工、冶金、軍用機の動画などを見るときにわかればいいのです。内容は私たち日本人と同じですから見たらだいたいわかろうというものです。試験のために英語なんか勉強したくないのでね。あと、Porn Hubを観るときね。
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