
それは恩師への感謝とご縁を広げること
わたしが大切にしている教えは、
恩師への感謝とご縁を広げること
です。
2020年5月のこと。
新型コロナウィルスが猛威をふるっていた2020年春。
緊急事態宣言が発令されて間もない日の朝。
1本の電話から始まりました。
私の運営するコンディショニングスタジオも休業を強いられる状況の中、
#ブイトレトオウチトレ 企画として、ZOOMやYouTubeで、大人から子供まで、広い世代に向けてフィットネスプログラムを発信していました。
そんな中、弟からの1本の電話。
共通する高校時代の恩師が面白い企画を考えていると聞きました。
恩師との打ち合わせが発展して【中学校体操をプロデュースしよう大作戦】が動き始めました。
私たちに今できること
兄弟というのは似ているのでしょうか。
師への恩返しの思いが合致し、兄弟で中学校体操をプロデュースすることに。
私はアスリートへのトレーニング指導も行いますが、自身が運営するスタジオでは、運動を楽しむ方へのフィットネス指導も行います。
どちらの比重が高いかと言えば後者。
ということは、この依頼は十八番ともいえるわけです。
私の弟は、某プロサッカーチームで選手育成をしています。
つまり最高のコンビというわけです。
恩師も絶好の教え子を見つけたわけです笑
中学生の状況を踏まえた企画
この中学校は生徒数の少ない学校です。
私が育った時代ほど、部活動が盛んではありません。
子供たちが熱中するモノやコト、はあの頃と違います。
教育方法も異なれば、子の育つ環境も変わります。
まずは状況を聞くために中学校へ訪問しました。
その日は体育の授業中で、体育祭の練習を行っていました。
走ることが苦手な生徒もいれば、得意な子も。
得意な子の中には、部活動に所属していない子もいました。
今回企画する体操の狙いと子供たちの今を掛け算していきます。
体操を通して感じて欲しいこと
私自身、子供に勇気を与える大人であり続けたいと考えています。
どんな時も大きなエネルギーを持っているのは子供たちです。
2020年の夏には、子供たちを集めてのワークアウトキャンプも計画していましたが感染症問題で中止に。
スポーツの持つ力を、地域や教育に反映したいとの思いが強くあります。
『身体を動かすことって楽しい、スポーツって楽しい』
それは動かすことやスポーツが好きな人の意見です。
スポーツをすることが嫌いな子もいます。
しかし、音楽に合わせて踊ることが好きだったり、誰かと一緒に創作することが好きだったり、身体を動かす方法が変われば【楽しい】と思えるならそれは素敵なこと。
価値を押し付けるのではなく共有することは大切と考えます。
これをきっかけに何かを感じ、楽しい思い出が作れるなら最高。
そんな思いでこの企画に参加しました。

子供たちの笑顔や情熱は最強だ!
大人も負けてはいられない!
競技団体の活動自粛や興行の中止、スタジオ経営が難しかった2020年は、この思いが私の支えにもなりました。
人への感謝と縁を広げることはを損得で考えてはいけません。
ご清聴ありがとうございました。