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体調不良からの復活を願う週末

こんばんは。
中学校教員、うたういぬです。

実は、ずっと体調不良でした。
ある瞬間から喉に違和感があり、
咳が出始めて、
咳が止まらず、
今週になると鼻水も出てくる事態。

ずっと平熱だったけど、3週間も続いている状態なので、年休を取って病院へ。


マイコプラズマですかね…

症状を聞いて、医者がこう言っていました。
検査は陰性だけど、薬を出しますとのこと。

仕事にも、マラソンにも影響が出る!
もっと早く病院に行っていれば良かったか。
この3週間で体育祭も文化祭もあったし…
よくこの体調で乗り切ったなぁ。

それにしても月末にはフルマラソンが控えているため、とにかく早く治すことを願うばかり。


考え方の違い

今週、職員会議や職員室での話を聞きながら、授業「観」の違いを垣間見た気がします。要は、授業を通して行う生徒指導の考え方の違いです。

生徒指導に力を入れながら授業をする派

このタイプの先生は、きちっとした形を好みます。
・時間を守ること
・机上の整頓
・学習用具の準備
・提出物、期限を守ること
・話を聞く姿勢

この辺りについてはかなり厳しく指導します。
引き締まった雰囲気の授業になります。
生徒は一律で同じことをしている時間が長いです。
(偏見かもしれませんが)教師が話をする時間が長い授業が多い印象です。

教師の話の仕方や学級の生徒との相性次第では、すごく充実した時間になりますが、教師の話が下手だったり、一貫性がなかったりすると、不満が出ることになり、生徒の学びが深める時間とはなりません。

生徒の学び方に力を入れながら授業をする派

このタイプの先生は、生徒の主体的な学びを重視します。
・生徒が目標をつかむこと
・生徒が自分で資料を読んだり、調べたりすること
・必要であれば、周囲の生徒と話をしたり、相談をしたり、教えあったりすることを認めること
・教師の役割はファシリテーターや支援者に近いものであり、教師の話は最低限

生徒によって取り組んでいることが違うことが多いです。
やや和やかな雰囲気になります。(場合によってはだらだらした雰囲気にもなってしまう)

きちんとした枠組みを設定していれば、生徒は主体的に学び続け、力を高めることができます。しかし、枠組みが不安定であったり、最低限の学習ルールが定着していないと、このような授業を進めることができません。


どちらが良いという話ではないが

私は、どちらのスタイルの授業も挑戦したことがあります。
学級の実態に応じて使い分ける必要もあるかと思います。

ただ、心の中では「生徒指導ばかり考えた授業づくりは窮屈である」と思っています。
本来、生徒がのびのびと学ぶことができる教室、学校であることが良いはずです。

中学校では、学級・学年経営がうまくいっていない場合、不安定な学習環境が出来上がってしまいます。また、教科担当によって態度を変えてしまうようなこともあり得ます。「生徒指導の視点」と「生徒の学び方の視点」のバランス感覚は常に意識したいものです。

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