中学校教師 #23 自作教材(アルティメット数学昔話)
4月から中学校で勤務しています。
いずれは小学校に戻ることを考え、この経験を記録に残そうと思います。
異動の経緯や考えは下記参照
3連休の充実感を仕事に生かすことができた。
生徒との関わりは豊かなものだった。
基本、笑顔であたたかく関わるが、ここぞというときには厳しいこともいう。それでいて目先のことだけでなく、長期的な視点で成長していく姿を共有するような話ができた。
金曜日は息子の発熱のため急遽お休みとなった。
自習体制になってしまったが、落ち着いて対応できたと思う。
教科書の構造
数学の教科書、工夫されてつくられています。
章の導入では、「章の扉」というページがあり、生徒が興味を抱くことができるような問題が提示されています。もちろん、この段階では解くことはできないのですが、「解けるかもしれない」と思わせてくれる良い課題です。
その後、知識・技能を身に付けるような内容になってきます。
どんな性質・定義があるのか。なぜ導き出せるのかと進んでいきます。
次第に、思考・判断・表現を問うような課題も増えて、章末に向かいます。
章末には、「数学的活動」や「深めよう」という課題が載っています。
生活に身近なものを題材にしたものが多いです。
問題解決を通して章の中で身に付けた知識・技能、思考力・判断力・表現力を生かすことができ、生徒にとっても実りある時間となることでしょう。
課題を自作してみる アルティメット数学昔話
そんな、章末の課題を自作してみました。
2年生 1次関数の利用
3年生 関数の利用・いろいろな関数
問題を作っている時間って楽しいです。
試行錯誤して、数を何度も直して、計算して…の繰り返し。初めての中学校勤務のため、自作教材のストックなんぞなく…。ほとんどのものは1からつくっています。
結構大変。
若いころを思い出します。1時間の授業のために多くの時間を費やしたなと振り返っています。あのころ、一生懸命にがんばれたから今がんばれているようにも思えます。
昔話を題材に生かしているのは、昔話って誰でも知っているよねというイメージと、割と極端な人物像、物語の展開が興味深いと思っているからです。
2年生は図形の角の性質、3年生は相似な図形と、次の章に入ろうとしています。さて、初めての図形領域。どうやっていくと良いのかしら。
【「えがお」を大切に 焦らず、誠実に、前向きに】