中学校教師 #53 我慢
令和5年の4月から中学校で勤務しています。
いずれは小学校に戻ることを考え、この経験を記録に残そうと思います。
異動の経緯や考えは下記参照
我慢の1週間でした。
学年主任と担任の関係
学年主任になり、居場所を失った感覚です。
朝の会、帰りの会、クラスの子どもたちに話をする機会もなく。
「今日はどんな話をしようか…」と考えることもなくなる。
寂しい瞬間です。
事務的な仕事はどんどん済ませるのが私の特徴なので、職員室で仕事をしていることはほとんどなく、教室付近をうろうろしています。
担任のフォローを!
話を聞くような雰囲気づくり。
ロッカー、身の回りの整頓について声掛け。
廊下にいる生徒とはコミュニケーションを図り、明るい雰囲気を出す。
主役は子どもたちと担任。
こんな学級づくりをするために、ひたすら我慢です。
それでも、生き生きとした表情で教室にいる子どもたちの姿を見ると安心です。
修学旅行に向けて
修学旅行では、班別研修を行います。
昨年度の校外学習では、同じように班別研修を行いましたが、その時はくじ引きで班を決めました。
今年度は、自分たちで決めるようにと、時間を設けました。
全然決まらない。
あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
事前に注意をしたことを聞いているようで、受け入れられず。
結局、「〜さんと同じ班がいい。あの子はちょっと…」という気持ちが消し去れず、いつまで経っても決まらない状況。
そんな中、怒り出す子、泣き出す子も現れます。
ここでも我慢。
ひたすら待ちます。
1時間後に、やっと決定。
短期的にみたら、くじ引きでもして強引に決めてよかったはず。
長期的にみたら、この試練を乗り越えてこそ、本当の良い集団になれるはず。
辛い思いをした子もいたはず。
フォローして、引き続き見守る。
この出来事を糧にして、進んでいけ!
卒業する時に、「あんなこともあったな」と笑えるようになればいいんだ。
今日は、授業が午前中で終わり、午後は自由な時間がありました。
自由参加でCanva研修を行いました。
多くの先生方が参加してくれました。
「わぁ、すごい」
「面白い」
「こんなこともできるんですね」
先生方の笑顔が見られて嬉しいです。
こんな金曜日なら、幸せな気持ちで週末を迎えることができますね。
【「えがお」を大切に 焦らず、誠実に、前向きに】