中学校教師 #60 数学の授業づくりを言語化する①
こんばんは。
中学校教員、うたういぬです。
夏休みです。
いろいろな仕事がある中、かなり早めに手をつけている仕事があります。
それは、2学期の授業準備です。
canvaの坂本先生も、著書の中で「乾きもの仕事」がある。とおっしゃっています。
夏休みの間にできる仕事をどんどん進め、2学期にイレギュラーな事態に遭遇しても、落ち着いて過ごせるようにします。
2学期の授業の準備を進める中、1学期の授業づくりを振り返ります。
いくつかのパートに分けて考えます。
まずは、①授業の導入です。
デジタルドリルの活用
私の担当の数学の授業、授業冒頭の5分間はデジタルドリルの時間にしています。
ベネッセ、ミライシードのドリルパークを活用しています。
事前に私が問題を指定して、7分程度の時間に設定しておきます。
3分前着席が済むと、生徒はドリルの準備をします。
余裕を持ってドリル学習をして、本時の課題に突入です。
デジタルドリルのメリット
何より、その場で採点・解説がある点がメリットです。
プリントで取り組み、教師が丸つけをしたり、教師が正答を言ったりすると、生徒の学びのスピードに合わない可能性があります。
また、タブレットを持ち帰っているので、補充的にドリル練習をしたい生徒は、続きの学習をしやすい点もメリットです。
私が担当している数学については、学習内容の系統性が重要です。
ドリルパークでは、小学校の算数の問題も復習することができます。
つまり、わかるところ、できるところまで戻って復習ができることも素敵だなと感じます。
デジタルドリル一択?
皆さんは、算数や数学の授業の冒頭、何をしていますか?
前時の復習や振り返り?
基礎練習タイム?
どんどん課題に突入?
おそらく、先生方の思いや生徒の実態によっても変わるはず。
個人的には、小学校の算数では復習タイムを取らずに、どんどん課題に入るべきだと思います。
むしろ、その時間で達成するべき目標の設定が重要だと思います。
必要に応じて、前時までの学習内容を振り返ったり、基礎的な内容の復習ができたりすると良いでしょう。
このレベルが、個別最適な学びにつながるのだと思います。
改めて自分の実践を言語化
私は、授業の冒頭にデジタルドリルに取り組ませています。
その心とは…
・落ち着いて授業を開始できるように
・基礎的な内容を復習する習慣を身につけたい
・家庭学習のドリル学習につながると良いな
このように、一つの手立てをとっても、さまざまな教師の思いが込められていることがわかりました。
この勢いで、引き続き授業づくりについて言語化を続けます。
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