ふり返り 12分の11 レベルアップした11月
2024年、11月が終わりす。
教育界では、「魔の11月」と言われますが、個人的には「実りの11月」でした。
と言っても、大きな行事はなく、主要なテストに向けての学習の日々。
その中で見えたものをまとめます。
まずは、2024年の初めに掲げた目標の確認。
❶校内研修(左上)
評価:★★★☆☆ 3点
正直、校内全体に働きかけようなことはできている実感はありません。
しかし、授業を通して見られる生徒の姿を担任や他教科の先生と共有することで、「学ぶこと」「生徒が学びを作ること」について、価値を広げることはできたと感じています。
担当している数学では、2・3年生ともに図形の学習を進めています。
生徒は、とにかく教科書を読んでいます。
証明すること、図形の性質を生かすことはなかなか面倒な作業ではありますが、生徒の学習力の高まりを実感しています。
振り返りについても継続して良い状態が続いているので評価できます。
余談ですが、突然自習になってしまった時も、生徒の学習力が光りました。
私の授業準備もほとんど労力が要らず、「持続可能な形の授業作り」だと感じました。
詳細は下の記事より
この時期の業務量も加味して、最低限の働きぶり、3点。
❷中学校区の研修・学習(左下)
評価:★☆☆☆☆ 1点
2学期になり、他校のことを考える余裕もなく…
ミーティングを実施できず…
当然の1点。
まずい。このままでは12月も厳しい。
❸学級経営(右上)
評価:★★★★☆ 4点
生徒のリーダーシップを中心にした研究をしています。
9月の体育祭や10月の文化祭を通して、生徒のリーダーシップ・フォロワーシップの力を高めようと仕掛けました。
受験に向けての学習が進み、学年全体としても落ち着きが見られます。
一方で、些細なことで友人との関係が気になり、イライラしたり、不満を表出させたりする時期でもありました。
◆ミドルリーダー
10月は、ミドルリーダーの必要性を生徒と共有しました。
クラスの中で、少しずつミドルリーダー的な動きが見られるようになりました。
また、全体が落ち着いている状態なので、リーダーの生徒の働きかけも全体には通りやすい雰囲気です。継続できるように仕掛けたいです。
◆生徒との信頼関係
これは数値として評価できるものではなく、また目に見えるものでもなく、一見難しい指標だと思います。それでも11月は、生徒との信頼関係が強まったように感じる場面がありました。
生徒の置かれている状況によっては、寄り添い、話を聞くスタンスで関わり、時には、強く、(表現は悪いですが)突き放すように関わることもありました。一貫していたのは、「生徒のため」の行動ができていたかどうかです。必要であれば、厳しいことも伝え、信じているから努力を促すように関わりました。
それでも生徒は心を強く持って学校生活を送っています。
教師としての新たな一面に気づけたようにも感じます。
生徒の姿を評価、4点。
❹学級経営@地区の研究会(右下)
評価:★★★☆ 3点
10月に企画した研究会はパスコードの設定をミスり、失敗。
11月にリベンジ。
オンラインの研修会、参加者は少なかったですが、質問を受たり、応えたりしながら研修をすることができました。
自分の実践を発信する機会があることに感謝。
その場で時間を作ってくださった参加者の皆様に感謝。
今度は、他校の先生方の実践を聞いたり、実践を交流したりするような場を作ることができればと考えています。
失敗しなかったので、3点。
走る教師:うたういぬ
休日はランニングをしています。
昨年、初めてフルマラソンに挑戦しました。
もっと速く走ることができる!
自分の成長を信じてトレーニングを続けています。
今年度は1年間で600km(1ヶ月50km)を目標にしています。
11月のランニング総距離は50kmでした。危ない…ギリギリだ。
先月、人生2回目のフルマラソンを完走しました。
昨年は、フルマラソン後の11月はなかなか走る気になれませんでしたが、今年はランニングを継続しています。
特に、金曜日の夜、娘の習い事の間の時間にランニングができていることが評価できます。
「1週間の仕事の疲れ」「怠けたい」「寒い」という負の要素に勝っています。
体の調子を確かめながら、怪我をしないように、心地よい状態でランニングを続けたい。12月も忙しいこと確定ですが、どうにか最後の1ヶ月も目標の50kmをクリアできるようにしたいです。
明日から12月。
3年生は進路を決定させます。
私は、調査書の点検等、進路の事務的な処理をどんどん進めなければなりません。
より一層、研ぎ澄ませた感覚で学校生活を送りたい。
卒業までの日々もどんどん過ぎていきます。
1日1日が、価値のあるものになるように頑張ってみます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
【「えがお」を大切に 焦らず、誠実に、前向きに】