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結局、子ども理解が一番重要って話

こんばんは。
中学校教員、うたういぬです。


今日は所属する自治体の教育委員会が主催する研修会でした。
午前は分野ごとの分科会
→算数・数学の分科会に参加して、資質・能力の育成を目指す授業づくりについて研修
午後は全体会として教育講演会
→不登校や不適切行動についての講演会


結局、子ども理解ってこと

教科の学習においては、その教科に関する知識や教養は授業づくりには欠かせません。
また、指導技術についても最低限の力量が求められます。

しかし、それだけでは授業の可能性は広がりません。
これは、知識や技術には上限がないと考えることができるからです。

では、どのような視点で授業づくりが求められるのか。
それは、子ども理解です。

学び手=学習者=生徒の視点で授業づくりをすることが重要です。

・これまで何を学んできたのか(系統性)
・どんな内容に得意、不得意があるか
・将来どうなりたいのか(キャリア教育)
・家族、家庭環境は?
・学級内での立ち位置は?
・部活動、私生活の状況は?
・その学級の現在位置は?
・その学級において、この授業が意味するものは?
(1日の中で、何時間目に授業をするか?前後は何か?)

など、考え出したらキリがないように思います。

しかし、これらの情報をいかに頭に入れて授業をつくるか、進めるかが重要だと思います。
ちょっとした、課題の提示の仕方や支援の仕方、教師の仕掛けはこのような情報によって左右されて良いと思います。

この辺りの匙加減ができる教師、調整ができる教師は、生徒の学びの可能性を引き出すことができると信じています。


子ども理解は生徒と関わることから

子ども理解が重要だと思うからこそ、生徒との関わりを大事にしています。

昇降口で挨拶をしながら、ちょっとした会話をします。

職員室に入室した生徒には、用事以外の会話をします。

授業前後の時間、教室や廊下で話をする機会も貴重です。

特に、教師と距離を取ろうとする生徒への関わりも重要です。

教師が嫌いで、距離を取っているわけではなく、なんとなく距離を縮めることが苦手なのです。

だからこそ、積極的にこちらから関わることが重要です。

明日も三者面談や部活動で生徒が登校します。

積極的に話しかけるぞー!

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