メイキングって勉強の為にあるのね
僕の好きな女性アーティスト、アンジェラ・アギラールのYouTube動画です。
この動画のシリーズ、メイキング映像がふんだんにあり、美しい映像と音楽が素晴らしいです。
やっぱ歌上手いなぁ~なんて思いながら見ていましたが、メイキング部分の映像も多くそちらにも見入ってしまいました。
見ながらこのMVの撮影に何日、何人のスタッフが関わっているのかと想像しながら見ていました。
撮影地はキューバ。
日差しの強さが色鮮やかな街をより際立たせます。
僕が動画を見ていると、あるシーンで奥さんが後ろから「私この人達のライブいったことあるよ」と言ってきた。
そう、動画に登場する老婆はあのブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの女性ボーカル、オマーラ・ポルトゥオンド(名前は知りませんでした)でした。
そうかアンジェラ・アギラールは南米を代表するブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブに匹敵する程のなんだな~なんて勝手に思ってしまいました。
話は戻りますが、メイキングの映像というのは本編映像も併せて見ると、写真や動画を趣味にする者からするととても勉強になります。
いい大人が、今更メイキングってこういう自分みたいな人たちの為にあるのかと自分がその立場になって初めて理解しました。
商業的な動画撮影は、関わるスタッフが多く時間もかかるので、事前に撮影プランを作ります。
屋外の撮影がある場合は、天候も考慮し予備日を設定する必要があります。
また海辺で夕方の撮影は、潮の満ち引きも考慮する必要がありますし、撮影チャンスが限られます。
快晴の天気の場合は時間とともに太陽の角度が変わる為、いっぺんに撮影してしまわなければなりません。
MVであれば、衣装チェンジもあるし、その度にヘアとメイクの直しが入ります。
本当にやることがいっぱい。
プロ集団の現場です。
商業的な動画撮影は、普段僕がしているスナップ撮影とは真逆の撮影スタイルだと、この動画でつくづく実感しました。
カットの切り換えもリズムときっちり同期していて気持ちいいです。
ということで、久しぶりに写真関連の記事を書いてみました。