書くのを止めるな! 1ヶ月後にKindle作家になるたぬき
発売準備中という身で、まだ何の成果もないので、説得力がないのですが、お伝えしたいことが一つ。
「書いててよかった」
今回出版するKindle本のテーマは「失敗」。この3年間で取り組んで来た10種類に関する失敗と進行中のKindleについてのエッセイです
もくじはこんな感じ。
はじめに
第1章:ブログ編
第2章:LINEスタンプ編
第3章:絵本制作編
第4章:YouTube編
第5章:Instagram編
第6章:NFT編
第7章:X編
第8章:物販編
第9章:note編
第10章:音声配信編
第11章:Kindle出版編
最後に
たぬきちの失敗の物語は3年前の「ブログ開設」から始まります。noteでも公開していますので、既に読まれた方もいらっしゃると思いますが、このブログ時代、本当に誰にも見られていませんでした。
それでも書き続けました。2年も。
本当に誰も見ていないので、結局ブログは閉鎖し、Instagramに長文を載せてっていう形で継続し、それもほぼ見られていない。3人くらいは読んでくれてたかな。
それでも書き続けました。1年半ほど継続し、文章の掲載を辞めました。軸足をnoteに置くことにシフトチェンジしたのです。
2023年の3月にnoteに参入し、やっと読んでもらえる環境を手に入れたっていう。
本で言うと第6章のNFTのエピソードまでがnote参入以前に書いているもので、第7章X編もnoteを始めて数日後、物販も1ヶ月後と、言うほどnoteでも読んでくださっている方がいない時代のエピソード。
なので、概ねのエピソードについては、ほとんど人に見られることの無い状況で書き続けたっていう。
今、こうやって振り返ると、「よくやるな」これに尽きるわけですが、「書く」こと自体が楽しかった。
ひとえにこれに限ります。
何が楽しいんでしょうね?悲しい気持ちなら、世に放つことで心から取り出し、切り離せていたのかもな。と思ったりもします。
この3年間徒然に書きつくった雑記たち。数がそれなりに蓄積されていたために、「テーマ」を決めて抽出した時に、それに該当する記事が「これも」「これも」とポロポロ出てきたのです。
その一つ一つのエピソードはどれも強烈だったので、今でも覚えています。だから、本としてまとめ直した時に、修正、加筆もできるわけですが、やはりどうしても時間が経てば失われる記憶。
そして、1番大事なのは、その時に感じた「感情」これは、やっぱり振り返って書くのは難しい。
人の心を慰めるのは「時間」しかないと言われているように、経年によりどうしてもその瞬間の鮮烈な感情ではない、ちょっと薄まったものになります。
その時に感じた感情を今のたぬきちが再現することは難しい。
だから、誰も見ていないけど
「書いててよかった」そう思うわけです。
そして、秘密裏に書いていたのではなく、たとえ現実では誰の目にも触れていないとしても、人の目に触れることを前提に書いています。
当時も公開までに何度も推敲し、公開後に修正することもありました。
人に見せることを前提にした文章として蓄積されていることも、今回のKindle化にとっては好都合なわけです。
そして、本を待たずしても、この記事だけでもお気づきの方もおられると思いますが、たぬきちは、読まれないことを良しとして、ただ書き続けて来たわけではありません。
「書くこと」は楽しい。だからこそ、見てもらえるよう、ずっとその場所を、方法を探して来ました。
その人、その人によって、合う環境は違うと思います。
せっかく見つけた「書くこと」を、限定した環境だけでの取り組みで諦めるのは勿体ない。そう思うんです。
今、この記事をご覧になっている方はおそらくnoteでアカウントを持っている方が大半だと思います。
noteの継続率も低いそうです。1ヶ月で辞める人も多く、1年継続できればいい方だとか。
そうであるならば、今読んでくださっている方は、長年継続され、多くのファンにも支えられた方か、今頑張って継続に取り組んでおられる方。読む専の方もおられるかもですね。
とにかく、お伝えしたいことは、「書くこと」が好きなら、
「書くのを」やめるな!!
書いたって意味無い。
その時にしか書けないのに?
誰も見てない。
あなたに合ったプラットフォームがあるかもしれないのに?
好きなら続けて欲しい。意味を自分の頭で考えるのはナンセンスだと思いませんか?人間が自分で考えうる意味なんて。
意味はどこか、考えもつかないところから「ボンッ」と飛んで来る。そんなの想定できない。
そう思いませんか?
好きだから「書く」それでいいんです。それがどこかに繋がっていく。そう思います。
それよりも、「好き」を手放さないことの方が大事だと思うわけです。
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