カンヌキ

80年代のリーバイス501を中心に収集しています。収集歴は30年です。よろしくお願いします。

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80年代のリーバイス501を中心に収集しています。収集歴は30年です。よろしくお願いします。

最近の記事

リーバイス501 70年代 66モデル

■前期・後期 リーバイス好きの方々の認識は生地の違いとよく耳にします、僕もそうだと思います。 ・前期モデル=やっぱり縦落ち感 ・後期モデル=赤耳に近い感じ、全体的にマダラ模様になってくる。(この辺からインディゴの染め工程に違いをつけ始めたという人も…) ■ハチマルとの違い ・バックポケット、66は大きい。 ・フロントボタン、66は厚い……… と、思い込んでただけで比べてみたら変わらなかった。(手触り感は絶対違うんだよなー、皆さんはどうですか?) ・着用感、66はテロ

    • リーバイス501 80年代 その8 ナイロンフット

      ■ナイロンのボタン?、フット? なに? 色々調べたら、5つのフロントボタンの裏側(支柱部分)の事らしいです。感触的には黒いプラスチック樹脂なような・・・。 ■ボタンの特徴 ナイロンフットの501はボタン表面がツヤ消ししたような風合い、裏側は(ナイロン素材)黒。 このボタンが定着しなかった理由は何でだろう? うーん、やっぱトータルで考えるとコストに見あわなかったってことなんだろう(って事にしておこう・・・ ・・・チョット思い出した事が、何かの雜誌、多分Boonでナイロンフ

      • リーバイス501.70年代

        ■初めての古着  二十歳成り立て、LEVI'S501、AIR MAX95、G-SHOCKイルカ・クジラが流行りはじめていました。ヴィンテージジーンズというモノを知ったキッカケは「これが私の生きる道」を歌ってた二人組なんです。歌番組で穿いてたジーンズの話になって、値段が何十万もするって事が衝撃でした。 初めて買った古着のジーンズになります。 ボタンホールや太もものリペア、裾上げは親戚のミシンが得意なオバちゃんに頼みました。実質1年位しか穿かなかったが、これが僕の収集の道にな

        • リーバイス501.80年代 その7

          ■デッドストックの話(長くなります) 1.経緯。 初めて入った古着屋さんでです。 向かうはジーンズコーナー、円形のラックに掛けられているジーンズ群の中からハチマルを探します。近年はお店にホント(*_*)ハチマルがありません・・・まぁいつものことかぁと心で呟きながら、しかしそのコーナーの天井に期待はありました、ハンガーに折りたたまれビニールに覆われた状態のジーンズが何本か吊るされていたんですよ、吊るされてるのってタイガイお高いじゃないですか、価格的な期待はしないで見上げたそこ

          リーバイス501.80年代 その6

          ■500番台のトップボタン リーバイス社の直営工場です。(たぶん) 522 524 532 555 558 他 僕の気に入ってる532と558は特徴がある個体が多い感じがします。 ■558 ・サイドベルトループが腰の真横に配置。 ■532 ・金色糸が使われている割合が意外に多め。 ・紙パッチがセンターべルトループ付近に付く個体が多め。  ・・・・・・って、あれ?    カンヌキモデルの特徴に! ■ディテールの遷り変わり  ・内タグが前期タイプ   (81年~86年頃ま

          リーバイス501.80年代 その6

          リーバイス501.80年代 付属品

          ■和訳してみました   多少のニュアンス違いはお許しください。 LEVI'S リーバイス BARTACKED AT POINTS OF STRAIN ストレスポイントでバータック加工 AMERICA'S ORIGINAL JEANS - SINCE 1850 アメリカのオリジナルジーンズ - 1850年創業 SHRINK-TO-FIT シュリンク・トゥ・フィット The colored Tab and stitched pocket design are r

          リーバイス501.80年代 付属品

          リーバイス501.80年代 その5 653捩れ

          ■捩れの653  ・このよじれ方、多分赤耳時代の生地を使ってると思います。触った感じが他のハチマルと違うんだよなぁ…。 ■ディテール   ・内股シングル   ・表カンヌキ   ・脇割り金色糸 ■653工場ってなんなんでしょうか?  ・当時の品質基準は決して高くなく   アバウトな作りが、ザ・アメリカ   であり、そのおかげで色々な表情   をもった個体が生まれ今回紹介す   るに至れたのだと思いました。       次回からは直営工場(500番台)で作られているハチマル

          リーバイス501.80年代 その5 653捩れ

          リーバイス501.80年代 その4 653ヒゲ

          ■ヒゲの653 ハチマルの中でなら、鬼ヒゲといってもいいよね? どうやればこんなヒゲつけれんの💦 ■ディテール   ・内股シングル   ・表カンヌキ その5に続く。

          リーバイス501.80年代 その4 653ヒゲ

          リーバイス501.80年代 その3 653縦落ち

          ヤべっ 並べると 三者三様。 ■縦落ちのような653 ■主なディテール   ・表かんぬき   ・脇割り糸金色   ・内股ダブルステッチ その4 に続く。

          リーバイス501.80年代 その3 653縦落ち

          リーバイス501.80年代 その2 改訂653工場

          初投稿した中から653工場についてふれてみます。 ■個性的な653 653の工場番号は90年以降も製造されているようですが、個性的な個体が多く見られる82年~86年がテンション上がってついつい買いたくなってしまいます。内タグは前期と後期しか無く中期タイプの存在は確認出来ていません。 ■16工場=653工場 製造開始は1950年代かららしい。 (この辺は僕の守備範囲外なので) ざっくり話すと16工場はレア度が高いです。ヤフオクで見てると同程度、同年代の501より高い値段で

          リーバイス501.80年代 その2 改訂653工場

          リーバイス501.80年代 改訂8/27

          この記事はマニア向けの内容になる予定です、ですから80年代の501に興味ある方々の参考になれば幸いです。 では。 通称はハチマルと言われます、古着屋さんで501のハチマルありますか?と聞けば大概通じます。 ■分類  自分の中では4タイプに分けています。   ・内タグの種類で3タイプ   (前期、中期、後期)  ・トップボタンが2番使用のタイプ   (レア物) ■特徴  ・色落ちはおとなしめ。   (たまーに鬼ひげの個体あり)  ・シルエットのねじれは小さめ。  (自

          リーバイス501.80年代 改訂8/27