国立西洋美術館で「いとも優雅なる中世の小宇宙」を楽しんできました。
昨日も相変わらず混んでいた上野公園、バレエの終演後で賑わう文化会館の横を通り抜けて西洋美術館へ。
金曜・土曜は夜間開館をしていて、比較的空いていることが多いので狙い目です。
公式サイトより、展覧会の概要を。
小さい作品が多いこと、細部を見たくなる美術品であること、一部を除いて写真撮影がOKでもあることなどから、一点一点、じっくりと拝見。
約1時間半かけて、美しい「小宇宙」を楽しみました。
会場入口手前で流されている8分程の映像は、写本が作られる工程を分かりやすく説明してくれて、鑑賞前の程よい準備体操になります。
キリスト教の信仰を人々に広く伝えるという元々の主な役割上、中世写本はキリスト教関連のものが殆どですが、中には16世紀にスペインで発行された貴族の身分証明書など世俗的なものも。
写真をせっせと撮ったので、特に目を惹かれたものを3点程ご紹介します。
ウクライナやガザの現状、オリンピックにまつわるあれこれ…
色々複雑な思いが湧き出る中、ひたすら美しい小宇宙に没頭するひとときは貴重だったかも、です。
この展覧会は、今月25日まで開催されています。
関心を持たれた方は、是非お早めに!