何故覚醒剤が辞められないのか⑩
何故覚醒剤が辞められないのか。皆さんは、覚醒剤と聞くと怖いでしょう。危険ドラッグって聞くと初めは怖く感じるものです。
いきなり虹が見えてロレツが回らなくなり、ヘロヘロになり人間じゃなくなる。そんなイメージを持つと思います。でも、一度やると、そのイメージとは180度違うことを思い知ります。想像してください。春の新学期、桜の花が咲き、これから新しい学校が始まり、ワクワク胸が高鳴る思い。それが、アドレナリンや、ドーパミンが放出している状態です。覚醒剤は1発で、その幸せな成分を放出させるのです。自分の中にある成分を放出させるので、まるで罪悪感がありません。身が引き締まりシャキッとして、やる気スイッチが入るのです。なんでもっと早くこの薬を使ってなかったんだ、って思います。それだけ怖いイメージとは真逆なのです。駅に貼られている怖い薬物禁止ポスターなんて嘘だと思います。でもそのポスターは完全には嘘ではないです。それは薬物中毒になると、眠れない日が何日も続き、鬱病や、統合失調症などを併発します。顔色も悪くなります。食欲も無くなりますので、痩せて元気も無くなってきます。
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