美容室の生存率 ~バカとハサミは使いよう~
一人サロン19年目、美容師22年生です。
今日は 「美容室の生存率」 のお話。
ざっくり言われているのは
開業した美容室は1年以内に廃業するのが 60%
3年以内で90%
10年以内で95%
20年以上続いているサロンは わずか0.3%である、という数字をネットで目にいたしました。
本当なら目を疑いたくなるような事実。
いかに生き残りが厳しい世界だということがわかります。ヒェー。
ですが、私の住む東北某所は 田舎のせいか そんなに美容室が倒産している印象はありません。
どちらかと言えば、年齢が理由で辞める方が多い、かな?
新規出店の美容室が 軽々とは つぶれていないような体感です。
美容室の生き残りは 都会か田舎かでも 運命がわかれる気がします。
果たしてどちらで出店するのが成功への近道なんだろうか。
自分は都会が好きだから、という浅はかな考えで決められない問題ですよね。
失敗したら元も子もありません。
テナント料、人件費 は圧倒的に都会は高いけれど、
その分、施術料も高い。
田舎はテナント料、人件費は都会ほどじゃないけれど、
施術料は都会よりも控えめ。
新規の方が多く来てくださるのは都会だけど、
田舎は固定のお客様が強い。
SNSでお客様を呼び込めるのは都会で、
田舎はまだまだ口コミで生きれる。
施術サイクルが短いのが都会で
田舎は都会よりは長い。
考えれば考えるほど沼ります。
極論、美容室が少ない地域で勝負するに限ります。
2021年時点で
コンビニが約5.6万店に対し
美容室は なんと
ななんと なななんと(もったいぶりすぎ)
その5倍近い 25.4万店だそう。
美容室が少ない地域って もう ないんじゃ…?
と思わされます。
多いことで驚くお店の繋がりで紹介しておきますと
歯科医院の数も多いです。
歯科医院は6.9万店 !! (2018年のデータ)
なんと コンビニよりも多いです。
コンビニ 〈 歯科医院 〈 圧倒的に美容室
の順になりますね。
数字からわかることは
今までに独立なさって成功されている方は 奇跡に近いですね。
これからも共に生存していきましょう。
私も頑張ります!
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