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怒りの感情との上手な付き合い方
こんばんは、Takagashiです。
「怒りの感情」と聞いて、フッと頭に浮かぶことはありますでしょうか?
記事のタイトルに興味を持ってみて下さっている方なら、思い当たるものがいくつか、あるのではないでしょうか?
私もいくつか思い当たることはあります。
運転中、前の車のウィンカーを出すタイミングが、自分が思っているタイミングより遅く「今?!おそっ、あぶな」など車内で一人叫んだり…
家庭でご飯を作ったあとに、家族が惣菜を買って帰宅した時、「なんで、一言連絡できないの?!」っと口走ったり…
生活していると、至る所で「怒りの感情」が生まれるきっかけがあると思います。
そんな「怒りの感情」ですが、皆さんはコントロールできていると思いますか?
感じるまま、放置していることはありませんか?
「放置=蓄積」です。
溜め込むことはあまりいいとは言えません。
「怒りの感情」との上手な付き合い方を知り、具体例を参考にしながら、自分の感情と向き合う方法を見つけられるとコントロールを助けるきっかけになるかもしれません。
怒りの感情との上手な付き合い方は、感情を否定せずに受け止め、適切な方法で表現したりコントロールすることにあります。ここでは具体的な方法とその例を紹介します。
○怒りの感情を認識する
怒りを感じたとき、自分が「怒っている」ことをまず認識することが大切です。感情を否定すると、後で爆発する可能性が高くなります。
具体例:
•仕事で同僚に意見を無視され、イライラした時
→ 「私は無視されたと感じて腹が立っているんだな」と自分の感情を内省する。
○怒りの原因を特定する
怒りの根本的な原因を考えることで、対処法を見つけやすくなります。
具体例:
•子どもが宿題をしないことで怒りを感じる場合
→ 「なぜ怒っているのか?」を考えると、「子どもの成績が下がることへの不安」が原因だと気づく。
○6秒ルールを活用する
怒りのピークは6秒間といわれています。この間に衝動的な行動を取らないよう、深呼吸をしたり、数を数える習慣をつけましょう。
具体例:
•上司から厳しい指摘を受けたときにカッとなる
→ その場で6秒間ゆっくり深呼吸をし、冷静さを取り戻す。
○感情を言葉で表現する
攻撃的にならず、自分の感情を冷静に言葉にする練習をします。「私」を主語にした表現(アイメッセージ)を使うのが効果的です。
具体例:
•友人が約束の時間に遅れてきたとき
→ 「あなたはいつも遅れる」と言う代わりに、「待っている間、寂しい気持ちになった」と伝える。
○怒りのエネルギーを建設的に使う
怒りは大きなエネルギーを持つ感情です。それを行動や問題解決に向けることで、ポジティブな結果を生み出すことができます。
具体例:
•不公平な扱いに怒りを感じた場合
→ 感情的に抗議するのではなく、冷静に事実を整理して改善案を提案する。
○視点を変える
怒りを感じたときに、相手や状況を別の視点から見ることで感情を和らげることができます。
具体例:
•店員の対応が悪く、腹を立てたとき
→ 「今日は忙しくて疲れているのかもしれない」と考え、相手の状況を想像する。
○環境を変える
怒りが高まる場面から一時的に離れることで、冷静さを取り戻すことができます。
具体例:
•家族との口論がエスカレートしそうなとき
→ 別室に移動してクールダウンする。
○ユーモアを取り入れる
状況に応じてユーモアを使うと、怒りの緊張をほぐすことができます。
具体例:
•駐車場で他人の車にぶつけられたとき
→ 「今日は悪い星の下にいるのかな」と冗談めかして考える。
○定期的にストレスを発散する
怒りは蓄積したストレスの表れであることが多いので、日常的にストレスを解消する活動を取り入れることが重要です。
具体例:
•運動(ジョギング、ヨガ)、趣味(絵を描く、音楽を聴く)を定期的に行う。
○プロの助けを借りる
怒りが頻繁に爆発したり、人間関係に悪影響を与えている場合は、カウンセラーやアンガーマネジメントの専門家に相談するのも効果的です。
<まとめ>
怒りの感情と上手に付き合うには、感情を受け止めたうえで、それをどう扱うかを学ぶことが重要です。冷静に原因を見つめ、建設的な行動を取ることで、怒りを「自分の味方」にすることができます。
本日も読んでくださり、ありがとうございました。