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ヤンの映画館

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私が観た映画について、あれこれ呟いています。
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映画『花嫁はどこへ?』

映画『花嫁はどこへ?』

舞台はインド。
2001年、とある大安吉日の日。ベールで顔が隠れた2人の花嫁が、満員列車で取り違えられてしまった!
内気で従順なプールは、駅に留まり花婿を待つことに。
聡明で強情なジャヤは、連れて行かれた花婿(プールの花婿)の家で、頑なに素性を明かすことを拒み続ける。いったいどんなワケアリなのか?そして、取り違えられた花嫁たちは、無事に花婿と再会できるのか?
「勘違い」から始まる感動作、登場!

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映画『ひみつのなっちゃん』

映画『ひみつのなっちゃん』

恩人「なっちゃん」の突然の訃報に集まった三人のドラァグクイーン、バージン、モリリン、ズブ子。なっちゃんはカミングアウトをしていなかったため、
「バレたらマズイんじゃない?」
ということで、遺品を整理するためにやってきた(忍び込んだ)アパートで、なっちゃんの母親と遭遇します。
その場はやり過ごしたものの、実家・郡上八幡(岐阜県)で行われるお葬式に出席することに。三人は無事にミッションをクリアできるの

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映画『罪の声』

映画『罪の声』

劇場版鬼滅の刃(無限列車編)と同時期に公開されていた作品。鬼みたいな人間がいっぱい登場するし、心を燃やさないと立ち上がれないくらい落ち込みます。
でも、様々な人間の過去や未来、願いを描いていて「これから」に希望を灯してくれる、そんな作品です。

京都でオーダースーツの店を営む曽根俊也は、ある日、父の遺品から古いカセットテープを見つけます。ラベルには“1984”の数字。好奇心から再生した俊也は、幼少

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映画『陰陽師0』

映画『陰陽師0』

野村萬斎さんの陰陽師が不動の名作なので迷っていましたが、映像の美しさと迫力、何より山﨑賢人さん主演ということで観て参りました💕

『0』では晴明は学生なので、どこか幼さといいますか、未熟さも見え隠れします。
そこがまたいい!
山﨑賢人さんが見事にそういった雰囲気を出していらっしゃる。
萬斎さん晴明は余裕綽々って感じでしたが(おとなの晴明だったし)、山崎さん晴明は時々心細そうな目や表情を上手く表現

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映画『カラオケ行こ!』

映画『カラオケ行こ!』

合唱コンクールの帰りにヤ◯ザ(本人曰く、ブラック企業)から歌の指導を頼まれた、変声期に悩む中学生の聡実(さとみ)。
男の名は、狂児(きょうじ)。
どうしても上手く歌うコツが知りたいのだという。
奇妙な出会いを果たした二人は、カラオケを通じ、なんだかエモい友情を育んでいくのだった。

原作は、和山やまさんのコミック。
女子高を舞台に教員生徒たちのシュールな日常を描いた『女の園の星』で有名な漫画家さん

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映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

まさはるーーーっ‼️‼️‼️

エンドロールで主題歌サビが流れた瞬間に、心の中で叫びました。
ずるいよ。なんて主題歌を生み出したんだ。しかもこの内容で詞の可視化はアカンて…‼️

高校生の百合は母子家庭で経済環境が苦しい生活や、学校に苛立ちを抱えている。母から「父は自らを犠牲に子どもを助けた」と聞かされても、尊敬どころか恨みを感じていた。
ある日、母親と口論になり家を飛び出す百合。近所の防空壕跡で

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