見出し画像

ギフテッドの擬態・人格形成(積極的分離)・男性性・女性性・統合失調症・統合の関係を説明する記事

こんにちは~ ギフテッドの方たちと交流していく中で、タイトルにあるギフテッドの擬態・人格形成(積極的分離)・男性性・女性性・統合失調症・統合について新しい解釈ができることに気がついたので記事にしていみたいと思います。僕自身は『擬態』をせずに生きてきましたので、これまで書けずにいましたが、何故女性ギフテッドに『擬態』を選ぶ人が多いのかを説明したいと思います。(本記事は僕の独自理論です)


言葉の定義『男性性』『女性性』

これは非常に抽象的な言葉ですね
『父性』『母性』と言い換えても
ほとんど差支えはないと思いますが
より分かりやすく言い換えると

男性性
『あるべき理想の状態を目指す性質』

女性性
『人の気持ちを尊重しようとする性質』

と思います

男性性・女性性と性別が入っていますが
性差別的な意味ではなく

男性は男性性の方が強い傾向がある
女性は女性性の方が強い傾向がある

という『確率論』的な意味での呼称ですね

僕のように女性性の方が高い男性もいますし
僕の奥さんのように男性性の方が高い女性もいますし
どちらもさほど強くない人もいます

そして

ギフテッドが苦しむのは男性性も女性性も強すぎるから

だと気がつきました

男性性と女性性を共存させるのは
非常に困難です

たとえば あるべき理想の状態を目指そうとすると
一部の人を我慢させたり 傷つけたりしてしまいます

ギフテッドは
人の痛みを増幅して受信してしまうため
人を傷つけるとそれ以上に自分が傷つきます

結果的に誰も傷つけないように
みんなを守ろうと
利他精神・倫理観に縛られた生き方に
なってしまいがちですが
利他精神・倫理観が強すぎるがゆえに
一部の人を傷つけることになろうとも
全体にとってより大きな善になるような
行動を取ろうとしてしまいます

決して自分の利益を
追求しようとしている訳ではないにもかかわらず
より大きな善を成そうとするがゆえに
不利益を受ける人たちから攻撃・排除され
苦しむことになるのです

男性性も女性性も
ほどよい強さなら苦しまないのですが
ギフテッドは共存することが難しい性質が
両方とも強すぎることが苦しいのです

結局

若いギフテッドは『男性性』『女性性』のどちらかを選ぶ

ギフテッドに限らず
人生経験の浅い若い時に
男性性と女性性を共存させることは
ほぼ無理ゲーです

結局 片方を封印して
もう片方を選ぶしかありません

もうお分かりかもしれませんが

男性ギフテッドは『男性性』を選びやすく
周囲の人を傷つけたくないという
自分の心を封じ込めて
あるべき論を振りかざして
他者と衝突して苦しむ状態になりやすく

女性ギフテッドは『女性性』を選びやすく
より善い状態を目指したいという
自分の心を封じ込めて
自分を殺して周囲に溶け込む
『擬態』という選択を取りやすいのです

僕は男性ですので
男性性を選び
孤独に苦しんだという訳ですね

はっきり言って地獄です
周囲の人を傷つけたくないのに
傷つけまくる訳ですから

そして

自分の片方の心の声を封じ込めた結果『統合失調症』にかかりやすい

統合失調症の発症メカニズムの
全てを説明できる訳ではないと思いますが

統合失調症にかかると『幻聴』が
聞こえてきます

これは自分が封印した側の心の声が
抑えきれなくなって
『声』となって聴こえてくるのではないか?
と思います

統合失調症の旧称は
『精神分裂病』というそうです

相反する強すぎる2つの精神を抱えて
『分裂』した状態になっていて
片方を封印していることで不具合が出てきたと
分析した結果 ついた名称と考えるなら
的を射ている名称かもしれません

幻聴は当然
『もう一人の自分の声』
『内なる自分の声』なのですね、、

統合失調症とは
封印が利かなくなっているか
解けかかっている状態なのです

そして次に説明するのは

人格形成理論と積極的分離

のことです

実は人格形成すなわち

『人格を磨く』というのは
『男性性と女性性を両立させる』

ことであると言い換えられると
僕は思っています

スピリチュアル用語で言うところの
(男性性と女性性の)『統合』という概念です

より善い状態を目指す
(易きに流れるのではなく高みを目指す)
けれども
周囲の気持ちも尊重していける

そういう人間になることです

これはギフテッドでない人でも
できることです

こうした『統合』は
挫折や苦難を乗り越えようとした時に
起こりやすいので
人間性が素敵だな~と感じる人ほど
大きな苦しみを乗り越えた人なのでは?
と僕は考えるようにしています

また
ギフテッドが経験する
【積極的分離】と呼ばれる
人格をぶっ壊して再構成する
激しい人格崩壊は

封印していた方が解放されることで
人格のアップデートを余儀なくされることであり
(相反する)男性性と女性性の強さが強いほど
激しい崩壊を経験する
ことになります

ですからこの積極的分離試練の激しさは
個人差がありますし
激しい試練を乗り越えた人ほど
高い男性性と女性性が両立した
人格的な成長が得られる一方で
この試練が激しくなるほど
乗り越える確率が低くなり
命を絶つ人も出てきます

この試練を乗り越える方法については
僕の記事を読んで下さっている方は
ピンと来るかもしれませんね
要するに

試練を乗り越える方法とはアサーションを身につけること

です

自分の気持ちも周囲の気持ちも尊重する
スタンスを身につけることです

アサーティブなコミュニケーション

『○○すべき』という言葉を
『(自分は)○○したい』
『(あなたに)○○してほしい』という言葉に
置きかえていきましょう

『○○しなければならない』と
自分を苦しめるのはやめましょう

自分はどうしたいか
心の声に耳をすませ
心の声をかなえてあげましょう

これができるようになれば
自分らしさを出しつつも
周囲から受け入れられるようになり
生きることが楽になります

僕は試練を乗り越えるために
半ば強制的にアサーションを身につけることになりました
(身につけないと精神が保てなかった)
『アサーション』という概念に出会った時には
自分の行動がほぼほぼアサーションで説明できることに
衝撃を受けました

そうは言っても
アサーションについては まだまだ修行中で
書いている記事でも
配慮できていない部分も多くあります
(たまに『あるべき論』を叫ぶ尖った記事もありますし)

僕がこれまで書いてきた記事を読んでいただければ
アサーティブな表現がどのようなものか
伝わるかと思います

これからもこのスタンスを貫いて
記事を書いていきたいと思いますので
応援よろしくお願いします

今回はここまで!
ではまた!

いいなと思ったら応援しよう!

St.M
お金はご自身やご家族のためにお使いください、と思っていたのですが、お世話になっているnoteにも還元したい気持ちが出てきました。サポートいただいたお金は他のクリエーターの応援に使わせていただきますね。