家族の対立を緩和する『調停者』のスキル
こんにちは~ 僕は幼少期に母から『弟妹達がケンカをしたら長男の責任』と言われたことがきっかけで、人と人との対立を緩和しようとする『調停者』(心理テストのエニアグラムの性格の一つ)の性質が強くなりました。本記事では、家族の仲が良好になるようにほとんど無意識の領域で取ってしまう僕の行動を記事にしたいと思います。部下の育成論についても参考になるスキルですので、興味がある方は読んでいただけると嬉しいです。
誰かが誰かを責めたらカウンターを発動する
家族内で誰かが誰かを責めたりした時に
持ち前の批判的思考能力で
その言葉を否定というか
中和する言葉を放ちます
カウンターというよりも
ブーメランという方が正しいかもしれません
僕は父母と三人で暮らした期間が長いのですが
父(母)が母(父)の行動を責める言葉を発した時は
その言葉がブーメランとなって
刺さるような過去の行動を示し
まるで責める言葉が『ボケ』で
僕が『ツッコむ』ような形にして
笑いに昇華させていました
相手を不快にさせる言動をした時なども
即座にツッコんで笑いに変えます
これができるのは
父(母)の言動で母(父)がどう感じるか
を全て察しているからですね
不快な言動を受けた時に
受けた本人が言い返してしまうと
対立が深まってしまうので
なかなか言い返せませんが
中立の人に言い返してもらえると助かりますよね
こうしたカウンターがなぜ
笑いに変わるかと言うと
問題行動を指摘するけど人間性は攻撃しない
からですね
問題があるのは行動であって
相手の人間性ではないというスタンスを
貫くことが大事です
仕事であれば
部下がミスした時などに
『行動』が問題であることを指摘し
どうすれば改善できるかを提案する感じですね
そして問題行動を指摘しても
相手が不快に感じないのは
問題行動だけでなくていい行動も指摘している
からなんですね
家族(部下)の行動に関心を持ち
いい行動を褒めているというか
褒めるというのは『上から目線』なので
『あなたの行動により助かっています』
つまり『ありがとう。○○してくれて』
という言葉を常に伝えておくことですね
人はついつい
『できているのが当たり前』
と思いがちですが
当たり前でないことに気付き
感謝の気持ちを表現できているかが
大切です
褒めるところがないように感じる人に対しては
『成長を喜ぶ』スタンスで接すればいいと思います
人は自分の行動でプラスの結果が得られると
その行動をもっとやろうとします
自分が成長することで
感謝されたり喜んでもらえたりすると
モチベーションが上がっていきます
もちろん人によっては
この意識の変化には
時間を要するかと思いますが、、、
ここまで述べた
人間関係の潤滑油となる能力は職場では評価されにくい
という風に感じますね
周囲(部下)の自発性を促し
心理的安全性を確保することで
能力を引き出すタイプというのは
周囲の人たちが活躍することになってしまいがちで
上司からは仕事ぶりが見えなかったりします
部下に関心を持つタイプの上司からは
非常に高く評価してもらえるのですがね、、、
最後は少し愚痴っぽくなってしまいましたね
家庭や職場の人間関係を
円滑にする方法について
参考にしてもらえたなら嬉しいです
ここまでお読み下さり
ありがとうございました
ではまた!