僕が経験した人格崩壊:積極的分離(ギフテッド)
こんにちは~ St.Mです。あお様とのやり取りを通して僕が経験した積極的分離(人格崩壊)について追加で記事にしたくなりました。なかなか恥ずかしい内容ではあるのですが、お付き合いいただけると嬉しいです。過去の積極的分離に関する記事はこちらです。
世界の見え方が激変し、人格が崩壊する
たいていの人は
自分の目に映る世界
自分の捉え方が正しい
と思って生きています
類は友を呼ぶというように
同じ価値観を持った人どうしで
集まりやすいので
自分とは違った考え方に
触れる機会は少ないですね
もしこれが
全くの別人から見える世界が
見えるようになったら、、
自分がこれまで正しいと思っていたことが
全て揺らぎ
自分から見ても 他者から見ても
正しいものに組み替えていかなくては
ならなくなります
世界の捉え方の軸が増えるたびに
これまでの人格をぶっ壊して
再構築していくのが積極的分離であり
その前後で人格が激変します
僕の人格崩壊1回目
僕の最初の積極的分離のきっかけは
阪神淡路大震災でした
大勢の人の死に触れて
自分の生きる意味を考えるようになり
また自分が生きるために
他の生物の命を犠牲にしていることが
許せなくなりました
宇宙や世界の流れの中で
欲望に忠実に生き
害悪をまき散らしている人間を憎悪し
自分もその一人であることが
受け入れられず苦しみました
こうした世界の流れを変えるために
研究職を目指したのですが、、
僕の人格崩壊2回目
大学時代の僕は
勉強ができることを鼻にかけた
傲慢で独善的な人間でした
人間に対する絶望と憎悪が
あったようにも思います
自分と世界という軸で
世界を捉えていたものの
周囲の人が
世界をどのように捉えているか
なんてことは
全く考えていませんでした
そして研究が行き詰ったことが
きっかけのように思うのですが
ある日突然
周囲の人間から見える世界が見えるようになり
(閉じていた感覚がOEとして開放)
とてつもない衝撃とともに
自分が机上の空論の世界の住人であったこと
世界は理想論だけでは動かないこと
これまでの人生が
全く的外れな努力であったことを
思い知ることとなり
ここから人生を立て直すことは不可能と思い
自殺未遂をしたことで
精神病院に長期入院することになったのです
僕の人格崩壊3回目
精神病院を退院して
スーパーで働くようになりました
人格が壊れるというか
すでに壊れきっていた中で
上司にかけられた言葉によって
物事の捉え方が激変したのです
その記事はこちら
それまで失敗をすることは許されないと
思い込んでいたのに
失敗は最善の状態を目指すために
必要なステップと考えるようになり
あらゆることに挑戦し
失敗を経験しながら
自分を成長させていけるようになったのです
僕の人格崩壊4回目
2回目の人格崩壊で壊れきっている中で
3回目と4回目が同時期に起こりました
2回目はどん底に突き落とされる
マイナスのものでしたが
3回目・4回目は
そこから這い上がるきっかけとなる
プラスの人格崩壊でした
今考えると4回目の人格崩壊は
これだなという記事はこちらです
世界には
絶対的に正しいものはなくて
相反する真逆のことも
両方とも正しいことがあり
どちらを選ぶかは
その人次第であるという悟りです
善悪から解放され
多様な価値観を尊重し受け入れ
自分の行動の基準に
加えていけるようになりました
能力開発がギフテッドの幸せに繋がるのか?
ギフテッドの苦しみは
2点あるのかと思います
①他者から排除されやすいこと
②人格崩壊を経験しやすいこと
いずれも能力を伸ばせば
解決する話ではないように
思います
むしろ苦しみが増すだけかも
また
能力が発現していないギフテッドも
いるはずで
僕のように
塾や習い事をすることもなく
放置されて育った人間や
虐待・貧困家庭育ちで
ギフテッドネスを持っていても
能力発現せずに
注目されることなく
苦しみだけを背負っている人も
多いんじゃないかと思います
最後に
人格崩壊といっても
普通の人からしたら
「そんなことで悩むの?」
という話が多いような気がします
お恥ずかしい話ですが
ギフテッドというのは
才能を授けられていたとしても
普通の人がつまづかないところで
つまづいてしまうところがあり
必ずしも優秀な人間ではないことを
分かってほしいなと思います
ここまで読んで下さり
ありがとうございました
ではまた!
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