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レコード好きなバンド

9月最初の三連休。

地元では、「おぼロック」というフェスの
記念すべき第一回目が開催され
それに行って楽しんできました。

普段ライブに行くときは
遠方が当たり前なのですが
地元だからほぼ交通費がかからないという
恩恵を受けられたのは
お財布にもありがたかったです。

二日制で両日とも行ければと思ったのですが
思ったより体力を消耗してたので
次の日は、ドライブがてら
レコードが流れる喫茶店でゆっくりすることに。

近年、レコードブームが
再来していると聞きますが
趣味としてはお金がかかるのと
音楽やってない自分に音の良さが分かるのか
単にレコード聴いてる俺カッケェなだけになるのではと思い、手が出にくい状況でした。

ですが、その店でビートルズの曲を
リクエストして聴いてみたところ
音のクリアさや
レコードならではの音(ノイズ)が
結構クセになってこれ手出したらハマるかもしんないと思った次第です。


長くなりましたが、今回ご紹介するバンドは
レコード好きなメンバーが多い
Laura day romance(ローラデイロマンス)です。


ではどうぞ。



Laura day romance

「Sad number」

まずは、ローラズの代表曲と言っても過言でないほどファンにとっては馴染みのある一曲。

作詞は、基本ギターの鈴木迅さんが
手掛けているのですが
途中からボーカルの井上花月も携わっており
現在は、2人で作っていることが多いみたいです。

この曲は、花月さんが作詞に加わった初めての楽曲。

また、MVは花月さんのお友達でもある渋谷さんという方が監督を務めているそう。

ローラズの音楽は
インディーロックやポップスと
表現されることが多いですが
ポップスの部分に関しては
元ギターボーカル川島さんが
スピッツ好きというのが多少なり影響しているそうです。

スピッツの「ベビーフェイス」や
「タイムトラベラー」なんかを聴くと
イメージしやすいかもですね。


「夜のジェットコースター」

こちらも初期を代表する曲の一つ。

歌詞に物語性があり
メロと合わせて一連の流れがきれい。

あと、曲名につられてる訳じゃないですが
ローラズには、全体的に夜に合う曲が多いなと思います。

「night flight」、「夜ふかし」、「大停電」などなど、曲を聴きながらサマル
(大切な人たちと一晩中おしゃべりしながら過ごすこと)したいですね。

先に紹介した「Sad number」や
この曲がピンと刺さった方は
この先の曲も満足して聴いてもらえるのではないかと思います。

それでは次にいきますね。


「rendez-vous」

この曲は、花月さんが作詞した一曲。

インタビューで本を読むのが好きなのと同時に
書くことも得意なほうと話されていて
鈴木さんが書いた歌詞をもとに
小説っぽくしたセルフライナーノーツを書いたりしたこともあるそう。

これまでの曲と聴き比べても
大きな違和感がないですし
むしろ聴き終わる頃には
充足した心地よい余韻が残ります。

個人的に好きなのはサビのこの歌詞

そのなみだ奇麗すぎて
言葉も忘れてしまいそうで
バッドエンドの果ての夢を拾って
抱きしめるよ ランデブー

バッドエンドの果ての夢を拾って抱きしめるよって言葉が素敵です。


「透明」

まず初めにどうでもいいけど
サムネのお顔が綺麗すぎて尊い、、。

あっ、心の声だだ漏れで恐縮ですが
曲ももちろんよいです。

邪な邪念も浄化されるような
まさに透明感のある一曲。

花月さんのささやくような
歌声がまた良きです。

ローラズの曲を聴いてると
2022年頃を境にしっとりした雰囲気の曲が
多くなったと言いますか
より繊細なメロディーになっている気がします。

セカンドアルバムとそれまでの
ファーストアルバムやE.P.を比較すると
その違いを感じられると思うので
お時間ありましたら聴き比べてみてください。


「fever」

さいごは、個人的に一番好きな曲で。

サビの君だけは涙の流し方を間違えないでって
歌詞が刺さって好きです。

全体のメロもテンポが良くて
ローラズの中でも特に爽やかさを感じられる一曲。

「はあぁ、、すき」ってなるレベル。

当初は、「東京の夜」という曲のB面として
リリースされる予定だったらしいですが
周囲のスタッフからの評判が良かったのもあって単体としてリリースされるのが決まったとか。

その判断大正解だと思います。
ありがとうございますと伝えたいです。

また、この曲は
映画「時計仕掛けのオレンジ」と
SUPERCAR 「cream soda」のオマージュ
その先の物語をイメージして作られているそうなので、分かる人には二重で楽しめる一曲になっていると思います。


おわりに、昨年ツインボーカルを務めていた
川島さんが脱退したことによって
もしかして解散してしまうのでは
という不安もあったのですが

そんなことも杞憂だったくらい
これまでと変わらず
定期的に楽曲リリースしてくれるし
来月からはおそらく史上最大規模でのワンマンライブも開催されます。(もち見に行く予定)

それと余談にはなりますが
ツインボーカルらしい良さが伝わる
「lovers」や「night flight」なども
とても良い楽曲なので一聴してみてください。

※MVには、メンバー所有のレコードも登場しています。


自分から紹介しておきながらなんですが
Laura day romanceは人気が出てほしいけど
あまり世間に見つかってほしくないとも思ってるバンド(笑)

でもやっぱり色んな人に聴いてもらいたい。


そんなところで、今回はこのあたりで終わりたいとおもいます。

読んでいただきありがとうございました。



また来週お会いしましょう。






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さざなみ
読んでくださる方にくすっとなるお話やへぇ、そうなんだとなるような内容をお届けしたいなと思っています!