やる気で目覚め、達成感とともに眠るために、 何をしよう?
私は、健康を維持するために生活習慣を意識して暮らしてきました。
この本を読んで気付いたのは、私にとっての健康とは、病気じゃない未病じゃない状態という曖昧なイメージだったということです。著者の樺沢紫苑さんのYouTube樺チャンネルで学んだ、睡眠・運動・朝散歩や食習慣などやれることをやってはきたけれど、満足感や達成感が少ないのは、どこに向かうのかがぼんやりしてたからでした。
この本のおかげで、目指す状態がわかりました。やる気で目覚め、達成感とともに眠る。絶好調、ゾーン。本書にその状態が詳しく書かれていてだいぶ解像度が上がりました。
目指す状態がわかったところで、何をするのか?出来るのか?
まず、目次を見てどこから読むか決めました。
これは、著者の『読書脳』出版記念講演会動画参加したときに教わったパラパラ読書術とワープ読書術で、知りたいところから先に読んでいくという読み方です。そのようにして読み進め、自己洞察力・失敗と成功の整理術・脳内整理法に取り組むことに決めました。
自己洞察力を高める。
自己洞察力についてはPART3思考に書いてあります。PART1入力PART2出力は即効性のある対症療法、PART3思考には根治治療が書かれています。もともと集中力が低く気が散りやすい人の場合、環境や体調が変わるだけで、集中力が大きく上下するらしく根治治療が必要なようです。私はこれに当てはまるなと思ったので、取り組んでみることにしました。
自己洞察力を高めるために最も効果的なのが日記を書くことで、今日あった出来事の中から辛かったことと楽しかったことを3つずつ書いていって楽しかったことを徐々に増やしていくものです。樺チャンネルや他の著書でも3行ポジティブ日記について知り書いていましたが、箇条書きのポジティブ3個をただ書き続けるだけになっていました。今日からは、少しずつ長くしたり詳しく書いたりして自己洞察しながら書いていきたいと思います。
折れない自分を作る「失敗と成功の整理術」。
よく失敗を引きずる方がいます。この言葉に、私です!と手を挙げたくなりました。失敗を引きずるのは、失敗体験が整理されていないことが原因で起きる現象だそうです。ミスや失敗から、原因と対策を導き出し、体験と負の感情はきれいに忘れるといいそうです。失敗体験がよみがえってきたら、対策を思い出しそこに集中すると書いてあります。私の場合、失敗直後だけ対策を考え、記憶がよみがえってきた時は体験と負の感情に包まれてしまってたんだなと気付きました。これからは、失敗直後だけでなく記憶がよみがえってきた時に対策を思い出しそこに集中するようにします。
それと、成功体験には意識が向いていませんでした。小さな成功を見つけ、日記に詳しく書いて自信をつけていきたいです。
電車でボーっと脳内整理法。
私はボーっとしてる時、ふと思い出した事や、ふと目にしたものについてぼんやり考えていることが多いなと気づきました。この整理法では、電車を降りるまでに、次のセミナーの内容について考えようなどとちょっとした問題意識を持って電車に乗るということだそうです。電車に乗っている時、降りたあとの予定について考え終わったあとは行き当たりばったりの考えを巡らせていたので、いくつかのテーマを書き出しておいてボーっとする前に1つテーマを持つという習慣をつけようと思いました。
今回この読書感想文を書こうと決めてから、ボーっとする前に読書感想文に何書こうかな?と意識して過ごしてみました。不安や雑念が湧く暇がなく充実感を得ることができました。
今回初めて読書感想文をネットに書いてみました。著者の樺沢紫苑さんが、本を読んだら感想を書こう、情報発信しよう!と著書やYouTubeで呼びかけているのを見聞きしてきて、やっと挑戦できました。
読書感想キャンペーン締め切りが延長になったことで挑戦した今回の感想文、このことが一番集中力を引き出してくれました。4日前に決めて本を読み感想文を書いたのですが、この間やる気で目覚め、達成感とともに眠ることができました😊
この本に感謝します。ありがとうございました。