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共に生きる身軽さ

2024年 3月20日(水・祝)

今日の景色…

今日の午後3時…
雨が完全に雪に変わり…
吹雪いて来ました…
しばらくこの調子のようです…

〈気になる記事・後半…〉

二階堂ふみ「何をするのも自分次第」12歳で芸能界入り…俳優として今実感すること

『SHOGUN 将軍』二階堂ふみインタビュー〈後編〉

(記事本文抜粋…)

インタビュー前編では、ハリウッドが描く戦国スペクタクル・ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』で演じた「落葉の方」への思いや、得難い経験になったという撮影現場でのエピソードを語ってくれた二階堂ふみさん。
後編では海外での仕事と日本の俳優のグローバルな活動について思うこと、また二階堂さん自身は、これまでに人生を左右するような大きな決断をしたことはあるのかなどについてもお話をうかがった。

今後は、いい意味での保守性も必要に

「撮影現場で真田広之さんは、とにかく灯りにこだわっていらっしゃいました。実際、火の明かりで生活していた時代ですから、室内も暗かったでしょうし。 そのぶん現代で生きる我々よりも圧倒的に気配に敏感だったのではという気がしますし、風の音や雨の音、鳥の鳴き声もよく聞こえたはず。だからこそ素敵な詩歌なども多く生まれたんだと思うんです。 現場でも、『あれっ、いつの間にか隣に誰かいる?』と暗がりで目を凝らして見たら真田さんだったり(笑)。そういう灯りひとつもおろそかにせずクオリティを追求する姿勢が、『SHOGUN 将軍』の完成度を高めているのだと思います。」

サブスクでの字幕付き配信が全盛の今、誰もが気軽に様々な国のコンテンツを楽しめる時代になった。以前に比べ海外進出の垣根も低くなったように思えるが、実際に演じる側の人はグローバルな活動についてどのように考えているのだろう?

海外進出はいいことだと思いますが、もうそこにはあまりこだわらなくてもいいのかなあと……。むしろ今後は、垣根を越えつつ文化を守っていくいい意味での保守性も含めてバランス力が必要なのかなと感じています。 その一方で、日本では映像制作におけるアップデートがまだ追いついていない部分があって、今はまさに転換期で、自分はその変わりつつある現場の只中にいるのだなと日々感じています」

👉昔の人びとの暮らしでは…
その生活習慣と環境により、より「気配に敏感」だったのではないかという二階堂ふみさんの推測…。

「風の音」「雨の音」「鳥の鳴き声」など…

その五感などがより研ぎ澄まされ、そしてそこからその独特な日本人的な感覚や言語に文化を生み出して来たようです…。

今の時代の今のこの世の中…。

インターネットやSNSなどにより、よりその世界が直接的に繋がり、そしてそのグローバル化が益々進んでいます…。

ただむしろこの先は…
そのグローバル化の垣根を越えつつも…
逆にそのそれぞれの文化を守っていくこととのバランスが必要で大切なのではないかという二階堂ふみさんの言葉…。

そんな二階堂ふみさんが…
このハリウッド超大作の『SHOGUN 将軍』に出演したことにより、もうひとつ感じて気付かされたことがあったようです…

(記事本文抜粋…)

今はまだ流されることを楽しんでいたい

『SHOGUN 将軍』で二階堂さんが演じた落葉の方は、ひとつ判断を誤れば、我が子ともども明日がないという苛烈な時代を生きる女性だった。二階堂さん自身は、これまでに人生を左右するような大きな決断をしたことはあるのだろうか?

「『決める』ということをあまり重く考えたことが実はなくて、ここまで割とゆるやかに『まあどうにかなるかな』という感じでやってきました。何かを決めたり選んだりする際は、周囲の人に『どう思う?』と意見を聞くことが多いです。

12歳の時にスカウトしていただいたんですが、もともと私の母が映画好きで、幼いころからよく映画館に連れて行ってくれました。この世界に入ったのも、単純にスクリーンの中の世界が見られるという理由で。

要所要所でそれなりに選択はしてきましたが、『決断』と言えるほど大きなものはまだしていないように思うんです。むしろもうちょっと流されることを楽しんでいたいというか、運命に身を任せるのもありかなと。

どこにいても何をするのも自分次第なんだと気付けたからこそ、目に見えないご縁を大切にしながら身軽なフットワークでいられたらと思っています。」

👉かつての日本の女性たちは…
その置かれた過酷な環境から逃げる事もできず、また選ぶ事もできない立場で暮らし、それはまさに持って生まれた境遇として、それを受け入れて生きるしかないところが…。

そしてまさにその人生は…
常にその生死に繋がる選択の連続で、その決断が、その人生のシナリオを大きく左右していたようです…。

その時代の流れから今のこの日本の社会を考えると、ホントにいろんな人生の選択肢と、いろんな人生の生き方を自分で自由に選べる豊かな社会となっていることに感謝せずには要られませんね…。

でも…
そんな人生の選択肢がたくさんあるにも関わらず、今も昔も、その持って生まれた人生のシナリオとその運命に身を任せ、その流れに身を委ね流されることも、その人生の選択肢のひとつなのかもしれません…。

どこにいても…

何をするにしても…

「目に見えないご縁」を大切に…

また「目に視えない存在」を大切に…

そんなご縁とそんな存在と共に…

その人生のシナリオに身を任せ委ねて生きる身軽さが、いつの時代にも大切なのかもしれません…。

〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


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