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粋なはからい…

2025年 1月16日(木)

今日の景色…

今朝の散歩道…
朝日が気持ちイイです…
もっと寒い地域なら…
田んぼがスケートリンクになるかも…

〈気になる記事・後半…〉

殿堂入りのイチロー氏「ナメた子供は叱る。ナメた大人も叱る」

(記事本文抜粋…)

日米通算4367安打のイチロー氏51)は16日、日本の野球殿堂入りにあたりコメントを発表。これまでの活躍の要因について「多くの人が常識だと思っていることを疑い、大事な決断は自らしてきました。第三者の意見ではなく、感性に基づき行動してきたことは大きな要因の一つだと思います」と語った。

イチロー氏のそのほかの一問一答は以下の通り。

 ――最も印象に残っている場面やプレーを挙げてください。

 イチロー氏 2018年5月に選手としてはプレーできなくなり、そこから練習だけの日々を経て19年に東京ドームで引退を迎えたことは、人生の大きな支えになると思います。

 ――野球界での行き過ぎたデータ偏重に警告を発していらっしゃいます。

長い時間をかけて築いてきたことには理由があります。一時的な利益のために大切なものを失ってほしくない。大胆な変化には良いこともありますが、気がついたときには手遅れということはよくあることなので、その判断は慎重すぎるくらいのスタンスで。

――日本の野球に足りないところ、アメリカ野球の方が優れている点があれば、教えてください。

 ◆規制の多い日本では、一定世代以下はキャッチボールすら特殊なスキルになってしまった。アメリカでは今も野球は近くにあり、世代を超えて継承されているように見えます。

 ――男女問わず、高校世代とのつながりを大事にされ、熱心に指導されています。突き動かしているエネルギーの源泉は何でしょうか。また、高校生と接する際に大事にされていることを教えてください。

◆さまざまな場面で「必要なことすら伝えられない」と嘆く先生や指導者たちの声を聞きます。野球を通じて社会に出てからのきっかけになってくれればという思い。ナメた子供は叱る

 ――今後取り組んでみたいことがあれば教えてください

 ◆ナメた大人も叱る。

👉「多くの人が常識だと思っていることを疑い、大事な決断は自らしてきました」

そんな自分の“感性”を大事に、そして頼りに、いろんな物事を考え、判断し、行動して来たイチロー氏…。

そこが今までの自身の活躍の最も大きな要因であると公言すること自体、彼のその『観察眼』やその『頭の中の構造』が、他の一般人とは違うところだと覗えるところです…。

そんな“感性”を大事にして来た彼のその世界観…。
このインタビューでの一問一答でもそれが充分に覗えますよね…

「最も印象に残っている場面やプレー」

それが…
現役選手終盤の、練習だけの日々から迎えた東京ドームでの引退試合だという…。

そしてそれが…
『人生の大きな支え』になるだろうとの答え…。

普通なら優勝したときの事とか…
記録を達成したようなときの場面を選ぶであろうところを、この答え…。

やはりその野球だけでなくその人生の全体から眺め考える彼らしい回答です…。

恐らく…
今後の残りの人生を歩んでいく中で…
その『栄光』や『活躍』に『記録』よりも…
その最後に味わった「厳しさ」や「悔しさ」に「現実」というものの中にも、自分がやって来たことに対する『間違いではなかった』という確証が、自分の中で得られた場面だったのではないでしょうか…。

「一時的な利益のために大切なものを失ってほしくない」

これも…
人生を短期的にではなく長期的に“俯瞰”したかたちで眺めることが出来ないと、そのような考えには至らないように思います…。

そんな“俯瞰”した視点で…
野球界の「データ偏重」であったり…
野球が「文化」として引き継がれているアメリカとの違いであったり…
今の日本の社会における先生や指導者の「伝える難しさ」などの課題について、彼らしい答えやそのアプローチが覗えます…。

そして…

「ナメた子供は叱る」「ナメた大人も叱る」

これを一番最後の締めに持ってくるところも…
彼らしいし彼の特徴を表しているように思います…。

良いことは良いし…
悪い事は悪い…

それは…
子供であろうと大人であろうと関係ない…。

それは…
野球界の先輩であろうが後輩であろうが関係ない…。

そして…
野球界だけでなく…
その他の社会の如何なる場所・場面においても同じである…。

そういう彼らしいしスタンスが嬉しく頼もしいです…。

今後も…
その確固たるスタンスで…
野球界に「忖度」することなく…
マスコミやスポンサーに「忖度」することなく…
堂々とその『道』を進み続けてもらいたいと期待します…。

それにしても…
持っている人は持ってるものです…。

この殿堂入りを意識してかどうか…。
引退してから5年目のこの殿堂入りを果たしたのが、まさに彼のラッキーナンバーである『51』歳…。

視えない世界の“粋なはからい”なのでしょうね…

〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


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