“今”を生きる…
2025年 1月30日(木)
昨日の景色…
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アトレティコ監督シメオネ、三男ジュリアーノに対するそっけない態度が話題に…ゴールしても祝わず交代の際には完全無視を決め込む|ラ・リーガ
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アトレティコ・デ・マドリードでのディエゴ・シメオネ監督が、三男のジュリアーノ・シメオネに対して冷たい態度を取っていることが話題となっている。
アトレティコの下部組織で頭角を現し、アラベスへのレンタル移籍で修行を積んで、今季からトップチームの一員となったジュリアーノ。熱意とスピードがあふれんばかりの右サイドハーフは、縦への強烈な推進力でもってアトレティコのパフォーマンスに多大な貢献をしている。29日のチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ最終節ザルツブルク戦(4-1)でも5分に先制点を決め、さらにFWアントワーヌ・グリーズマンのゴールをアシストする活躍を披露した。
まさに大車輪の活躍を見せたジュリアーノだったが、シメオネ監督のリアクションは冷淡なものだった。先には「私が父親としてジュリアーノのことを見るなどあり得ない。練習場に入り、そこを出ていくまで、彼を私の息子として扱うことは絶対にない」と語っていたアルゼンチン人指揮官だが、ジュリアーノが息子であることを過剰に意識してほかの選手たちと比べて距離を取り過ぎている、いや、望ましい距離感が分からないのかもしれない。
それを映し出していたのが、スペイン『モビスタール・プルス』のテレビカメラだ。ザルツブルク戦、ジュリアーノがゴールを決めた際、シメオネ監督はそれを一切喜ばず、すぐにネルソン・ビバス助監督と話し合いを始めた。また、そうした態度と正反対に、グリーズマンがその後2得点を決めると、同指揮官は両手を上げながら喜びを表している。またシメオネ監督は59分に交代でジュリアーノをピッチから下げたが、握手やボディタッチをして労うどころか、二人とも目も合わさずにすれ違っていた。
その一方で試合後会見に出席したシメオネ監督は、ジュリアーノのことを素直に称賛。22歳FWが、ほかの選手にはない「エネルギー」を持っていることを強調している。
「彼は素晴らしい時期を過ごしている。私が彼について強調したいのは、放っているエネルギーにほかならない。そこはほかの選手と明確に違う。ああしたエネルギーは、持っているか持っていないか、なんだよ。どうか、ずっとそれを保ち続けてほしい。かけがえない力のはずだからね」
その「エネルギー」は、気持ちを全面に押し出すような振る舞いや魂のこもったプレーによって放出されているが、それはシメオネ監督ができるだけ表に出さないようにしている「血縁関係」に由来しているのかもしれない。
👉よくスポーツの世界にある親子の師弟関係…。
その小さい頃は純粋な「親子関係」だったものの、大きくなり同じ世界に生きるとなると、やはりそこには普通とは違う“複雑”な関係になるようです…。
お互いに認め合うところはあるでしょうが…
それでもどこか周りから比較されたり、ライバル意識があったりとか、ときには普通以上にいろんなところが気になり厳しくなっていたりとか…。
そこもやはり親子という特別な愛情があってのことでしょうか…
いずれにしても…
お互いにどこか照れくさいというか…
やはりちょっとやりにくいことは確かですよね…。
でも…
やはりそこは監督と選手という師弟関係…。
お互いにその「親子」という関係よりも「師弟」という関係をより重んじないと成り立ちませんよね…。
良いときはイイのですが、やはり良くない時には特に、周りの厳しい目が光っていますしね…。
でもこのチョロことシメオネ監督…。
そんな実の子に対しても、イチ選手として公平に見ながらもちゃんと“良いところは良い”と素直に評価しているところはさすがですね…。
「私が彼について強調したいのは、放っているエネルギーにほかならない。そこはほかの選手と明確に違う。ああしたエネルギーは、持っているか持っていないか、なんだよ。どうか、ずっとそれを保ち続けてほしい。かけがえない力のはずだからね」
その“エネルギー”…。
視えないだけに何とも説明が難しいところですが、やはりそこはシメオネ監督が現役時代から今の監督時代にもかけてずっと持ち続けている、そのサッカー人生において最も大事にしている部分なのでしょうね…。
そんなエネルギーを…
息子であるジュリアーノも引き継ぎ…
そこを持ち合わせているというのを感じ…
『そこがいちばん大事なんだよ』というところを息子にも他の選手にも伝え感じ分かって欲しいのでしょうね…。
サッカー選手にとって…
そして監督も含めたサッカー人生において…
最も大事な部分に…。
シメオネさんが…
『チョロ』で在り続けているその秘訣のエネルギー…。
それを持っているか持っていないか…
シメオネが明かす日々のルーティン「夕食に誘われても明日のために我慢する。コケもほかの選手も疲れたシメオネなど求めていない」|ラ・リーガ
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アトレティコ・デ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督(54)が、日々のルーティンと、自身の在り方について語っている。
2011年12月末に選手時代の古巣アトレティコに指揮官として復帰し、それから13年間、同チームを率い続けているシメオネ監督。元ブラジル代表DFフィリペ・ルイス氏が「チョロ(シメオネ監督の愛称)は絶対に止まらない。あんな人は見たことがない」と過去に語っていたように、あふれんばかりのバイタリティー、エネルギーを感じさせるアルゼンチン人指揮官だが、本人はそういった姿を見せられるよう心掛けているようだ。
アメリカ『Telemundo』で、元アルゼンチン代表MFマキシ・ロドリゲス氏とのインタビューに応じたシメオネ監督は、自身の日々のルーティンがどういうものかを説明した際、人々から求められている“シメオネ像”を大事にしていることをうかがわせた。
「私の日常は説明するのが難しい。もし不満を言おうものならバチが当たるだろうが、しかし日々に忙殺されているよ」
「朝はまず娘たちを学校へ送り、その後にチームの練習に取り組むことになる。セロ(アトレティコの練習場の愛称)を去るのは会議やインタビューがあるかによるが、大体2〜3時くらいだ。そして4時になると娘たちを学校に迎えに行き、それから私個人のトレーニングに励む。自分の気持ちを整えるためにもね。その後には娘たちをジムや英語、ピアノのレッスンに連れて行き、そうして1日が終わっていく」
「たまに自分に問いかけるんだよ。『私はいつ楽しんでいるんだ?』ってね。友人たちが『トルコ(スペインや南米で遊ばれているカードゲーム)をやりに来いよ。羊を焼いて食べようぜ』と誘ってくるんだが、しかし夜の9時半ともなれば、もう体は動かなくなってしまう(※スペインでは20〜21時から夕食を取るのが一般的)。明日は待ってくれないからね」
「コケはいつものチョロを目にすることを望んでいる。疲れてたり、調子が悪いシメオネがやって来てはいけないんだ。選手たちに自分のエネルギーを伝染させるために、あきらめなくてはいけないことだってあるんだよ」
現在、アトレティコと2027年まで契約を結んでいるシメオネ監督だが、同クラブを離れる考えはあるのだろうか。
「私は今だけを生きている。アトレティコのために全力を尽くしてね。強大なチームたちと、彼らとは違う場所に立ちながら戦うのは大好きだ。しかしいつの日か、クラブ、または自分のために、一緒に歩くのを止めるときが訪れるだろう。それは1年以内かも8年先かも分からない。だが、いつかは違う道を歩み、違う経験をしなければいけなはずだ」
👉そんなチョロがチョロで在り続けられる秘訣…。
それは…
いつも“今”を大事にし…
“今”だけに集中し…
“今”に全力を尽くし…
“今”に生きているところなのかもしれません…
でもそれが出来ているからこそ…
その見えない未来を視えない存在に任せられるのかもしれません…
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