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アウシュビッツ強制収容所 解放から80年 記憶の継承が課題
2025年1月27日 19時53分
(記事本文抜粋…)
第2次世界大戦中、ナチス・ドイツがユダヤ人を中心におよそ110万人を虐殺したアウシュビッツ強制収容所が解放されてから27日で80年となりました。生き延びた人たちの高齢化が一段と進んでいて、当時の記憶をどう受け継いでいくかが課題となっています。
アウシュビッツ強制収容所は、ナチス・ドイツがポーランド南部に建設し、ユダヤ人の大量虐殺、ホロコーストの中心的な役割を担った大規模な施設で、およそ110万人がガス室などで虐殺され、このうちおよそ100万人がユダヤ人です。
80年前の1945年1月27日に、旧ソビエト軍によって解放されました。
27日は、強制収容所の跡地で追悼式典が開かれる予定で、生き延びた人やその家族のほかドイツのシュタインマイヤー大統領、フランスのマクロン大統領、それにイギリスのチャールズ国王などおよそ50か国の代表が出席する予定です。
これに先立って、日本時間の27日午後5時すぎからは強制収容所の囚人たちが銃によって処刑された、「死の壁」と呼ばれる場所で花をたむける追悼の催しも行われました。
第2次世界大戦の終結からことしで80年となり、アウシュビッツ強制収容所などでのホロコーストを生き延びた人の平均年齢は、86歳と高齢化が一段と進んでいます。
強制収容所の跡地を管理する博物館は、今回の式典が生き延びた人たちが参加する最後の式典になりかねないとの見方も示していて、記憶をどう受け継いでいくかが課題となっています。
ゼレンスキー大統領「決して繰り返してはならない」
アウシュビッツ強制収容所が解放されてから80年となるのにあわせて、自身もユダヤ系であるウクライナのゼレンスキー大統領は27日、SNSにメッセージを投稿しました。
このなかでゼレンスキー大統領は「ホロコーストの犯罪は決して繰り返してはならないが悲しいことに、その記憶は徐々に薄れつつある。民族全体を破壊しようとする悪は、今もなお世界に存在する」と述べ、ロシアの侵攻を受けるウクライナの状況を念頭に、罪のない人々が犠牲になった歴史は過去のものではないと強調しました。
そのうえで「われわれは命を守るために戦わなくてはならず、無関心が悪の温床であることを忘れてはならない。われわれは、残虐な行為と殺人につながる憎しみを克服しなければならない。悪が勝利するのを防ぐために力を尽くすことは、すべての人々の使命だ」と訴えました。
ウクライナでは1941年、ナチス・ドイツの占領下にあった当時、首都キーウで女性や子どもを含むおよそ3万人のユダヤ人が殺害され、ゼレンスキー大統領は26日、キーウで開かれた追悼の式典に出席し、記念碑に、火をともしたろうそくをささげて、犠牲者を悼みました。
👉「ホロコーストの犯罪は決して繰り返してはならないが悲しいことに、その記憶は徐々に薄れつつある。民族全体を破壊しようとする悪は、今もなお世界に存在する」
「罪のない人々が犠牲になった歴史は過去のものではない」
「無関心が悪の温床であることを忘れてはならない」
「残虐な行為と殺人につながる憎しみを克服しなければならない」
「悪が勝利するのを防ぐために力を尽くすことは、すべての人々の使命」
ゼレンスキー大統領の言葉…。
彼が良いか悪いか…
彼が正しいか間違ってるかは別にして…
これらの言葉は確かにその通りかもしれません…。
これらは…
遠いどこかの国でしか存在していない訳ではなく、わたしたちのごく身近なところにも存在しています…。
わたしたち日本国においても…
「悪の温床は無関心」
今まで見て見ぬふりをしてスルーして来た事はなかったでしょうか…。
今までその「権力」やその「忖度」で…
暗黙にスルーして来ていた事はなかったでしょうか…。
その“悪”を野放しにして来てはいなかったでしょうか…。
今の日本で起きている事も…
その象徴的なところのように思われます…。
「憎しみを克服する」
これは…
被害者の試練とも言えるのかもしれません…。
憎しみから復讐へ…
そしてそれがまた憎しみの応酬の繰り返しに…
それを…
誰かがどこかで断ち切らなければ…
「罪を憎んで人を憎まず」
そんな簡単には行かないかもしれませんが…
どこかでその「温情」なり「許し」なり「相手への理解」などが必要なのかもしれません…。
「悪を野放しにしない」
それがすべての市民・国民の使命ならば…
やはりそれを先導すべき立場のジャーナリストたちや報道陣の方々は、よりその使命を全うしなければ…。
ただ…
その使命・役割りを果たすには…
やはり自らをクリーンに保ち、自らが率先してそのお手本を示すくらいの人間となる必要があるかもしれません…。
「他人に厳しく自分に甘く」では…
その役目は果たせません…。
ただ自分よがりの“正義感”だけでは成り立ちませんし…
いずれにしても…
そんなスペシャリストたちだけの問題ではなく、今や我々一般市民も、そのSNSなどでそれに参戦できる時代…。
だからこそ…
そんなスペシャリストたちだけでなく、わたしたち自身も、そんなクリーンさやお手本を示せるくらいの人間を目指さなければ…。
それでこそ…
匿名でなく堂々とその意見・考えを世間に述べることが…。
そしていろんな身近な問題にも関心をもち、そして身近な悪を野放しにすることなく、ただ独りよがりな正義感ではなく、一方的な攻撃で相手をやり込める訳でもなく、そこに愛情と温情も交えた平和的な解決方法に率先して取り組むことができるような人間になりたいものです…。
そんなわたしたちの身近な平和が…
世界の平和に繋がっているのかもしれません…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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