中学生の素晴らしさ
なぜ、私が中学校教師になったのか。
それは、国語の重鎮、大村はまさんが中学校教師だったことによる。
鳴門教育大学には、大村はま文庫という
大村さんの蔵書やさまざまな教材が収められている。
膨大な量である。
私は、現職の教員のまま
大学院に行く制度で
数年前在籍していたのだが、
図書室にあった大村さんの様々な教材を目の前にして
やっぱり中学校国語教員でよかったと思ったのだった。
中学校の生徒は子どもと大人のあいだにいるが、そのなかで純粋にもがいている。そんな中学生と一緒に考え、悩み、喜んだ日々はかけがえのないものだった。
これからも共に歩んでいきたいと思っている。