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読みの授業研究会に参加するまで

数年前、ネットで、国語の研究会を探していて
参加をすることにしました。

中学校の研究会というのは割合少ないです。
特に、県内には研究会があまりありません。

私は、部活動顧問でもあり、
月1回に勉強会に行くことを
自分に課すことはかなり難しいです。

毎週土曜日に部活動、
その一つを勉強会に置き換えることができたらよかったのですが、
大体、土曜日にもう一人の副顧問の先生に頼みづらくて
結局ずっと自分が部活動に行っていました。

そのため、勉強会に行くことを断念していました。
それでも、本がたくさん出版されているので、
本で勉強をしていました。
いいなと思う本を片っ端から買っていく。
そして、自分に真似できそうなもの
自分がやってみたいと思う授業を試していました。

でも、勉強会に所属していないことに
なんとなく引け目を感じていました。
研究授業で公開している人達は、
大体何かしらの勉強会に参加しているメンバーばかり。

そして、そういう人は、国立大学の付属中学校の教師になります。
または、中高一貫の教師になっています。

私は、そういう勉強会に参加したいと思いつつ、
その機会を逃してしまいました。
小さい子どもを夫に預けてまで
勉強会に行くことができませんでした。
1回だけお誘いがあって行きましたが、
案の定子どもに泣かれて、
そんな思いをさせてまで
行くのに気が引けました。

今は、子どもも大きくなり、
やっと自分の勉強をしていくことができるようになりました。
でも、この年で行くことがまた恥ずかしくなり、
雑誌や本を読みながら自分の研究をしていくしかありませんでした。

そんな中、
コロナ禍でリモートで
様々な勉強会に出る機会に恵まれました。
地方に住んでいる私にとっては、
憧れの国語の勉強会に参加できるチャンスでした。

今ごろ勉強会に行くなんて
なんとなく恥ずかしいですが、
今までの自分の実践をさらにレベルアップするために、
読みの授業研究会に参加しています。

最近、ICTの授業がさかんに行われています。
私はICTが得意なほうです。
ですが、
国語の根本的な授業のやり方は、
ICTだけではカバーできません。
教材研究の仕方や発問の仕方、
指導言など
基本的なところを勉強させてもらっています。

勉強会に参加できると、
明日からの授業を
すぐにやってみたいと思います。
また、3学期
3年生は少ない時間になりますが、
がんばりたいです。

読みの授業研究会の内容についてあまり書いていないことに気づきました。簡単に言えば、三読法を現代版にバージョンアップして行っています。物語では、構造読み、形象読み、吟味読みの読み方です。

物語の全体を見て読むやり方が構造読みです。クライマックスがどこかを考えさせます。形象読みは詳細な読みです。吟味読みは作品を評価する読み方です。

実際の読み方を伝えるには不十分なので、リンクを貼っておきます。

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