らしくない休日
自分らしくないこと、したなぁ。
1年で最も混むかもしれない海の日に行ってしまった、国立科学博物館です。
本当に連休は混み混みの場所を避けていたのに、なんということでしょう。
当然、ファミリーが大勢。ちびっ子たちでごった返していました。そうだよね~
恐竜のフロアを少し覗いたら、予想通りの大混雑。入らずに、方向転換します。「日本館」の建物そのものを楽しむことにしました。
こちらは、人混みが落ち着いています。展示がないので、建物好きの大人の方が少し、といった感じ。
中央のドームを1Fから見上げます。真夏の晴れた今日は日差しも眩しく、差し込む光を集めて、白い壁が輝くようです。
ドーム中心の真下へ移動しました。
写真の技術が足りず、きれいに画面に収まりきれていない…
シンメトリーだけど、クラシックな曲線も組み合わさって無機質な感じはせず、柔らかい印象です。しかも、自然光が美しい!
階段を昇り、天井に少し近づきます。
あぁ、こんなデザインだったのだ…
何となく、和の雰囲気を纏う照明です。どこか、神社仏閣で見たような?
色ガラスの光が透き通っています。デザインは、日本的なのかな。
美しいドームの天井を味わいました。少しは展示室をみてみよう。
なんと言っても「フタバスズキリュウ」!
首が長くて、全身を画面に収めるのが難しすぎ。
あら、骨なのに顔が可愛らしく感じられて、不思議。
フタバスズキリュウをしっかり楽しんで、展示室を後にしました。今度は普通の日に来ましょう。
サクッとミュージアムショップをまわって、レジが混んでいたので何も買わずに出てきました。
外は、とんでもなく暑い。そして、空がスカッと明るくて、木々の緑が輝いています。
動物園前を通り過ぎるとき、この風景に心打たれました。現実ではないくらい美しく感じました。夏の光って素晴らしい。大げさかもしれないけれど、本当に。思わず、パチリ。
とはいえ、やっぱり暑い。
動物園前とか、スタバあたりは特別に人だかりだけど、道を歩く人はまばらになります。
不忍池に降りてみましょうか。
蓮が池全体に広がっています。こんなに強く暑い日差しの下でもピンクの花が健気に咲いていました。
池に突き出た歩道には、沢山の風鈴が吊るされていました。風が吹くと、涼しいのかそうでないのか風鈴の大合唱。
しまった…池の周りを歩き過ぎ。日陰がなくて倒れそうです。
次に向かうのは、甘味処「みはし」です。上野に行くと、この店はセットなのです。
クリーム(アイス)が濃くて滑らか〜
あんこが四角に切られているのが特徴的ですよね。
そして寒天と豆、求肥、みかんの食感と味わいの違いを交互に感じて食べます。
しみじみ美味しいなぁ😌
涼しい店内で、温かなお茶でホッとして、ひんやり冷たいデザートを楽みました。
この後、わざとアメ横を通り、御徒町から電車に乗ります。(暑すぎて、期待ほどの人通りはない)
この上野の街の雰囲気の振り幅の大きさ、そして賑やかさに励まされます。さすが、歴史ある繁華街。
いつもとは違う場所で、何だか猥雑で、私とは関係なくうるさい場所を歩きたい。こういう時もある。
たまたまの自分の気の持ちようだけど、今日は「ハマった」ようです。帰宅して、ドッと疲れたけどね。