瘦せるために知ること

痩せたいといつも思っている。
でも痩せない。私は痩せづらい。
あの人は痩せ体質で羨ましい。
これ個人差は確かにありますが、少し違います。

このサプリ、この食品がいいみたいだし、食物繊維も摂っている。
流行のダイエット情報にも敏感で、運動も少ししている。
暴飲暴食はしてない。たまには外食もするけど、そのあと節制している。
自分をコントロールできているはずなのに…。
いいえ、できていません。その証拠にあなたは太っている。
デブです。

答えは簡単、それでも食べ過ぎなのです。
食事の回数も多く、その都度食べ過ぎている。
 
消費カロリーより摂取するカロリーが多い、と言ったらそうなのだけど少し違う。
身体のエネルギーが枯渇する状況にならなければ、脂肪を燃焼することはないということ。
体脂肪はいつでも安定しているわけではなく、減ったり増えたりしているわけです。
長時間によってエネルギーが入ってこない状況にならなければ、あなたの脂肪が減る時って一日の間に全く来ないのです。
それが毎日なので太ります。
いつでも休むことなく定期的にエネルギーが入ってくる身体は、脂肪の製造工場になります。
一日三食、朝の脳に栄養を、炭水化物をしっかりという昔ながらの情報に騙され続けたあなたです。
食事時間の感覚が短く、一回の量が、しかも脂質ではなく糖質が少しずつ多い状況です。
少し食事量を減らしても、それ以上のデザートを食べ、間食もしていますね。
でも!痩せたいけど普通に食べたい!
寝る前に小腹がすいたら少しはお菓子も食べたい!
この止むことのない衝動、今のあなたは病気を疾患しているのです。
人間はお菓子や白いご飯、おいしいパン、うどんに出会った日からある種の中毒です。
それを安定して手に入れるために、人は食料戦争もします。
太ったら病気になるから痩せるのではないのです。太りはじめたときから、病気なのです。
病名は糖質依存症。糖質への依存度はコカインの数倍とも言われています。
糖質というのは人類が長年求め続け、何より一番に身体が欲する麻薬のような物質です。
食後、ある一定の時間が経過すれば、食事を摂るのが義務に感じている。
目の前にあれば空腹でなくても食べてしまう。脳が糖質に支配されているからです。
 
痩せるには一日の中で食間を16時間開ける習慣をつけるのが理想と言われています。
食事内容は適量を栄養バランスよく。

加工品は栄養がなく、ただの糖質の塊です。
マクドナルドのセットとかです。
強烈にうまいけど、そう作られているのです。

肥満解消には運動も必要。
エネルギーを消費する工場である筋肉が必要だからです。
何も運動せずに過ごしていると、筋肉は身体にとって脂肪より邪魔です。
エネルギーを消費しやすく生存率が下がるからです。
筋肉は放置すれば減り、脂肪は際限なく増えます。
それが人に備わった生存機能だからです。

やり方、考え方が分かりましたね。
あなたは自分をコントロールできないのではない。
その方法を知らなかっただけ。
痩せるというより、自分を取り戻すために、自分をコントロールしましょう。

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