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#イラスト
After Furu13
私アリサ
朝ごはん
食べて
ないけど
カオが
作りすぎて
しまったらしい
カオの
部屋まで
歩く
インターホン
アリサ
「カオ、来たよ」
カオ
「はい。今行くわ」
ガチャリ
ドアが
開くと
良い匂い
アリサ
「カオの料理美味いから」
カオ
「ありがとう。持ってく?食べてく?」
アリサ
「うん。食べてく」
カオ
「座ってて」
手際よく
準備している
やっぱり
カオは
しっかり者
After Furu11
デニッシ族の
奇襲を
完全に
終わらせる為の
オリエンテーリング
端末の
ベクターBOXを
使い
デニッシを
捕獲する
フリュは
彼らとの
競技となる
そんな
解釈をする
アリサ
「カオは、出会い頭で捕獲して」
「これはデニッシとの戦いじゃないから」
カオ
「う、うん‥」
スク
「僕らは、どうしたら良い?」
アリサ
「臨機応変に行こう!」
スク
「分かった。捕獲優先で行こう」
「戦
After Furu10
さてと
先生に
無理言って
班結成
各班に
散開して
生徒達は
行動を
開始する
私アリサ!
アリサ
「デニッシ族の、被害最小限に止めるには、この三人が一番」
スク
「なるほど、オリエンテーリングについては僕が詳しいし」
カオ
「あ、足手纏いの私に、アリサが付き添いなんて、心強いわ‥」
スク
「カオ、魔法まだ使えないの?」
カオ
「わ、私トーラ系だから」
アリサ
「炎だって。火気厳禁
After Furu9
野外授業当日
私アリサ
アリサ
「死角が生まれやすい森の中」
「どう立ち回るかな?」
フリュ
「アリサさん」
アリサ
「うん?」
フリュ
「楽しんだ者勝ちですよ」
アリサ
「こっちは、気をつけてるのに」
フリュ
「お姉さんなら、どうしたでしょうかね?」
アリサ
「 」
フリュ
「デニッシは、弱みにつけ込んできます」
「まだ、トラウマですか?」
アリサ
「 」
お姉ちゃんなら
楽しむだろ
After Furu8
私アリサ
屋上
カオが
デニッシに
捕まっている
助けなきゃ
男
「お友達だろ?」
「証言済みだ。くちが軽くて助かる」
アリサ
「 」
時速400kmで
血管を
カオに
巻き付け
こちらへ
回収
カオ
「⁈」
アリサ
「届くかな?」
デニッシに
向け
蹴り
男
「届くと思うか」
アリサ
「むん‼︎」
第四形態で
蹴り
大口開いて
デニッシ目掛け
喰らいつく
古代湖
目掛
After Furu7
私アリサ
速報の
デニッシ族
残党騒ぎ
目についた
テロップには
住宅分譲ビル
三つ子
誘拐事件
三つ子ちゃんの
母親が
デニッシ族を
一網打尽
警察に
犯人を
引き渡す
事件後
近所の
子供達にも
注意喚起
してるとか
アリサ
「フリュ‥?」
「これ‥お姉ちゃんじゃ⁈」
住宅ビルに
押し入った
デニッシ族
我が子を
主婦が
救出
デニッシ族の
集団を
一網打尽
警察に
引き
After Furu6
エノクです
ラグラで
平和ボケ
授かった
三つ子が
誘拐された
デニッシ族の
犯行とは言え
油断した
端末から
ログを探す
此処か‥
戸惑う事なく
ポータルを
発生させ
転移した
固有結界
デニッシ族
「大人しく入っていろ」
「大事な贄だ。救済の役割もある」
コンテナに
格納される
三つ子ちゃん
デニッシ族2
「来たぞ!」
「完全武装だ」
デニッシ族
「何してる!撤収急げ!」
After Furu5
アリサと
スクと
カオ
内包者トリオ
爆誕
スク
「トリオ‥か」
アリサ
「うん、間違ってない」
カオ
「そうね。単独での行動は、控える様にしたいわ」
残党は
転移して
やって来る
夏休みを前に
三人でフリュの
トレーニングを
行う事にした
屋上で
離れた
空き缶
目掛け
倒したり
回収したり
第三形態を
重点に
特訓する
スク
「え⁈僕らって、飛べるの⁈」
フリュ
「血管で
After Furu4
私アリサ
突然の
ランチタイムを
裂いた
緊急速報に
鼓動が
走る
アリサ
「 」
カオ
「アリサ?」
スク
「 」
情報が
少ない
どの規模か
デニッシの
残党とは言え
アリサの
過去が
過ぎる
アリサ
「何で今更‥」
スク
「僕らが小さかった頃だね」
カオ
「政界で苦しんでいた子供達と、施設で生活したけど」
「見るに耐えないわ」
傷は
深い
頬張る
フォークの
手が止ま
After Furu3
私アリサ
スクとカオと
一緒
学校着いた
中学に
なるまで
平凡な日々
お姉ちゃんと
タケ
そして
フリュが
守った
この世界
今じゃ
パパとママ
育児
大変そう
けど
幸せなら
良い
私の
学校生活も
至って平和
地獄の
政界が
嘘のよう
アリサは
体力も
運動も
得意
小学生の
頃から
トレーニングを
こなす為
フリュが
推奨する
その甲斐
あって
内包者の
特性
After Furu
アリサ
です
私にとって
お姉ちゃんは
一つの
目標だった
優しさ
だけじゃ無く
強くて
愛に
満ちていた
けど
とても
辿り着けない
手の
届かない
領域
第五形態
そして
追いつく
様に
タケも
敵わないよ
フリュに
聞いた
フリュ
『分と器があるのです』
アリサ
「ぶんとうつわ?」
フリュ
『自分に合った生き方が
あるんです』
アリサ
「憧れがあっても?」
フリ